叔于田(イケメンカッコイイ/阿諛追従の詩)
弟ぎみが田に出ると、
町に誰もいなくなったかのよう。
実際にいないわけではないけれど、
弟ぎみほどの美しく素晴らしいお方は。
弟ぎみが狩りに出ると、
町で酒を飲むものが
いなくなったかのよう。
実際にいないわけではないけれど、
弟ぎみほどの美しく好ましいお方が
おらねば、お酒の味も損なわれよう。
弟ぎみが郊外に出られると、
町には馬に乗るものもいない。
実際にいないわけではないけれど、
弟ぎみほど美しく、勇ましく
馬に乗られるようなお方は。
〇国風 鄭風 叔于田
弟ぎみをだれに比するか、という話にはなってこようか。まぁあまり深く考えず、「素晴らしいお方を讃える」でよい気もする。とはいえこの詩については、次の儒家センセーのお言葉をそのまま拾う方が味わいがあるやもしれぬな。
〇儒家センセー のたまわく
鄭の荘公は弟、
〇崔浩先生 孔子を思う
あのお方はこの詩をどう読んで背筋を伸ばしたのだ……?(※孔子の詩経に関するコメントとして論語為政編に「子曰く、詩三百。一言を以て之を蔽わば、曰く、思いに邪無しと。」というものがある)
毛詩正義
https://zh.wikisource.org/wiki/%E6%AF%9B%E8%A9%A9%E6%AD%A3%E7%BE%A9/%E5%8D%B7%E5%9B%9B#%E3%80%8A%E5%8F%94%E6%96%BC%E7%94%B0%E3%80%8B
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