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2020年9月8日 20:55
甘棠は後年は「裁判」に絡んでよくつかわれるんですよね。『棠陰比事』という判例集もあるくらいでして。出典はたぶんコレですかね。史記難しいよ史記。『史記』燕召公世家第四召公の西方を治めて甚だ兆民の和を得る。召公は鄉邑を巡行するに棠樹あり、決獄政事を其の下にし、侯伯より庶人に至るも各々其の所を得て職を失う者なし。召公の卒するに民人は召公の政を思い、棠樹に懷きて敢えて伐らず、之を哥詠して甘棠の詩を作せり。
作者からの返信
あー、そう言えば桓玄が謝安の旧宅を魔改造しようとしたネタもこれでした。なんとなく引っかかってたのに提示できてなかった、悔しい。まあ詩経ネタじゃなくて史記ネタって言い切ればいいんですねっ!(もはやておくれ)
甘棠は後年は「裁判」に絡んでよくつかわれるんですよね。『棠陰比事』という判例集もあるくらいでして。出典はたぶんコレですかね。史記難しいよ史記。
『史記』燕召公世家第四
召公の西方を治めて甚だ兆民の和を得る。召公は鄉邑を巡行するに棠樹あり、決獄政事を其の下にし、侯伯より庶人に至るも各々其の所を得て職を失う者なし。召公の卒するに民人は召公の政を思い、棠樹に懷きて敢えて伐らず、之を哥詠して甘棠の詩を作せり。
作者からの返信
あー、そう言えば桓玄が謝安の旧宅を魔改造しようとしたネタもこれでした。なんとなく引っかかってたのに提示できてなかった、悔しい。まあ詩経ネタじゃなくて史記ネタって言い切ればいいんですねっ!(もはやておくれ)