第18話 あとがきと解説
こちらは、ゆあん様の自主企画「筆致は物語を超えるか【空に走る】」に唐突な思い付きで突発的に書いてしまった作品です。
一応、短編に収めるつもりだったのですが、二万字を余裕でオーバーしております。中編になっちゃった。へへへ。
今回のタイトルは「空に走る」です。
空に走るって言うとね。やっぱり、空を飛ぶロボでしょ。
もう、それしかないよね。空飛ぶロボ。
え?
それは空飛ぶロボであって空を走るじゃない??
まあいいじゃん。天翔けるって言葉もあるし。駆けるじゃなくて翔けるなんだから、飛翔しても駆けるって事にした。強引です。
さて、空を飛ぶロボと言っても、自前の作品群の中には適当なものがないのです。いえ、一部空を飛ぶ設定をしているものもあるんですが、私の作品中に登場する主力ロボの鋼鉄人形は硬くて重くて、いざとなったら
何度も紹介しますけど、こちらが元作品になります。
「Advancer(アドヴァンサー)~かつて国を追われた“最強”の騎士の息子が、“希望”の象徴である姫様を守る物語~」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893049405
こちらはガンダムサイズのロボが戦闘機のように自在に空を飛んで戦う設定なのです。その設定を勝手に拝借させていただきました。
一応、ご本人の許可はいただいております。
【登場人物に関して】
葵・クルーガー大尉と詞・バーミリオン曹長は企画の設定から。
☆葵は基本のんびりしていて、切羽詰まると実力を発揮するタイプ。士官学校では常に尻を叩かれ、切羽詰まっていたらしい。アドヴァンサー操縦士としてはサロメルデ王国一の腕前。案外謙虚で鷹揚な性格なので、押しかけ女房的な詞やルノアール女史に対しても平気だったりする。25歳で身長178㎝、体重68㎏。黒髪のイケメン。
☆詞は熱中すると周りが見えなくなるタイプ。猪突猛進型。もちろん、重度のアドヴァンサーオタク。胸元が寂しい事を気にしている貧乳娘。ファイブスター物語のレディオス・ソープがモデルになっている。もちろん、ダウングレード版だけど、王国の魔術師と言われるだけの技術を持っている。身長148㎝、体重42㎏。22歳で胸はぺったんこ。スリーサイズは考えていない。
☆マルスリーヌ・ルノアール
身長L158㎝、体重50㎏、BWH=88(F)/59/86。33歳。
元々はフランソワーズ・アルヌールと言う名の50代女性を勝手に創作したのだけれども、有原氏の要望で若いグラマー美女にしました。天才科学者でアドヴァンサーの開発に関わっている重要人物。元作品最新話で登場。設定は有原氏。アレな性格は私の創作。
☆国王と王子
国王の名はメイナード・ジーク・サロメルデ。王子はオーガスト・サロメルデ。両方とも元作品からそのまま使用。国王の格式張らずざっくばらんな性格は元作品からそのまま使用。引っ込み思案の王子もそのまま使用。食用のサソリ云々は全て私の創作。
☆帝国の将兵。
葵と一騎打ちを挑んだ人物。
一人目は小隊長で少尉。名前は考えていない。
二人目は中隊長。アルベルト・モレノ大尉。二人共腕は確かだったのだが、葵には勝てなかった。当初、葵を包囲した六人全員が軽傷で済んだ。彼らは王国派で、修理されたリクシアスを暗緑色に塗装しサロメルデ王国軍に参加。この辺は私の創作。
☆フランツ・モーゼル大佐。
上位機種グリンドリンに乗る指揮官。状況判断力、指揮能力に優れる人物。帝国派。空間防御の欠点を一瞬で見抜いた切れ者。この人も私の創作。
【アドヴァンサーに関して】
☆アルガムシリーズ
サロメルデ王国の主力アドヴァンサー。第四世代だが設計が古い。汎用機がアルガム。重装甲強化型の指揮官機がアルガム・アレス。通常は暗緑色に塗装されている。
☆試製アルガム改。
詞はアルガム・クルーガーと呼んでいた機体。アルガム・アレスの装甲を減らし軽量化してある。葵はこの機体で空技大会に連勝した。
☆試製アルガム改二。
詞がゼファーと呼んでいた機体。試製アルガム改を更に改造し、帝国の第五世代機を大幅に上回る機動力を得た。終盤、詞の意識が転写された機体がこれ。赤と白のツートンカラー。名前はカワサキのオートバイから拝借。
☆ルクレルク
防御システム開発のための実験機。かなりの重装甲が施されていて、詞の言うおデブちゃんな体形。黄金色に塗装されている。複合装甲やクラインコート。空間防御システムを搭載している。もちろんアドヴァンサーなので飛行可能だが、詞は整備士免許だったので地上走行しかできなかった。作中ではドムみたいに地上をホバー走行してます。名前はフランス軍の戦車から。多くはルクレールと表記されています。
☆ラファール
射撃システムの実験機。長大なレールガンを抱えている姿で登場した。今までのアルガムシリーズでは出力不足でレールガンを搭載できなかった。銀色で細身の機体。作中ではルノアール女史が搭乗し帝国機を一機撃破しています。名前はフランス軍の戦闘機から。
☆ジャギュア・マジステール
サロメルデ王国軍の練習機。旧式の第三世代機を未だ練習機として使用しています。今回登場した機体は、余剰パーツを使って組み上げたもの。一応新品ですが、葵は「そんなので大丈夫なのかよ」と直接言わず「心強い」と皮肉った。オレンジ色の練習機はアルドノア・ゼロで活躍した記憶から採用。名前はフランス軍の攻撃機ジャギュアと練習機マジステールを合体させた。ジャギュアはジャガーのフランス語読み。マジステールはラテン語で教師と言う意味らしい。
まあね。葵をゼファーかルクレルクに乗せれば凌げただろうに、わざわざお荷物の王子を背負わせて練習機に乗せたのは、詞の死ってのが必須のプロットだったからなのです。決して作者がドSだからではありません。と、わざわざ宣言してみるww
【ゲルゼリア王国軍】
☆シュバルリト・グラン
全長30mの漆黒のアドヴァンサー。こちらは元作品の主人公が乗る機体。古い機体で第三世代に属する。艦船用のクライン結晶型反応炉を三つ搭載しているためこのサイズになったらしい。通常のアドヴァンサーを凌駕する出力は、高い機動力と速度を持ち、また装甲も強固になっている。複座型でゼルゲイドとアドレーネが搭乗している。
☆リクシアス
シュバルリト・グランに随伴している白い機体。元々は帝国の機体だったのだが戦艦ゲルゼリアと共に帝国から離反した。プロメテウス隊の四名が搭乗している。
【帝国軍】
☆リクシアス
灰色の塗装。帝国の主力機。第五世代。
現代に例えるなら、殆どが第五世代機(F-22とF-35)に入れ替わりつつある米国と今から導入を開始しようとしてる他諸国のと戦力格差は歴然としてあり、作中でも帝国とサロメルデ王国との戦力格差は相当なものがあります。第五世代機と言っても現代の戦闘機と違い、ステルス能力を持つものではありません。性能的に完全な上位機種と言った概念になるようです。
☆グリンドリン
指揮官級の将校が搭乗する機体。特に通信機能とECM(電波妨害)耐性が優れている。また、装甲や反応炉出力、速度でもリクシアスを上回る。
これらのアドヴァンサーは全てクライン結晶型反応炉が搭載されています。クライン結晶とは天然に採掘される鉱物で、これを利用した反応炉は内燃機関と比較してエネルギー効率が高く、また反重力特性を持つことから、この世界では一気に普及した。防御システムの実験機ルクレルクではこのクライン結晶の特性を利用したクラインコートと空間防御を装備している。また、このクライン結晶型反応炉のおかげで、艦船が空を飛んでいます。元作品では艦隊戦も描かれていますよ。
尚、元作品では装甲にメルダー合金使用との設定がありますが、煩雑になるため割愛しています。
解説は以上になります。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。また、笑顔で設定の使用許可をくださった有原ハリアー氏に感謝します。私が勝手に創作した部分はね、好きなだけ元作品に逆輸入してくださいませ。
あーっと。自主企画の主催者ゆあんさま。
好き勝手に書き殴って申し訳ないです。こんなおバカなことする奴は他にいないと思います。ごめんなさい。一応、企画のプロットはなぞっていると思います。天気雨は完全にすっ飛ばしてますけど、削除しないでね。えへへ。
ちと長くなりすぎ。
大変失礼いたしました。
空に走る — 天翔ける騎士・Advancer(アドヴァンサー)の物語 — 暗黒星雲 @darknebula
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