第3話砂塵の洋館

 耳鳴りがする、どんどん自分の町から離れていく、そこはもう人が住めるような土地ではなく、青いつたで覆われた大地だ、母さんはどうしてるんだろう、父さんは出張だから大丈夫か、でも心配してるんだろうな。

「あの、これから私とうなるんですか?」

「あ~、これからギルドに行って、迷宮対策本部に保護した人がおるで~って言ってそれからはあんさんらとはお別れや。」

「そうですか。」

 

 暫くして、日本海旱魃後自治区辺りに降り立った、見れば見るほどそこには何もなく、ここに雄大な海があったとは到底考えることができない。

「こっちや、おっあったあった、よいしょーー。」

そうすると少女の足から砂が崩れ始めて、深い砂の谷が現れる、そこには所狭しと並ぶ繁華街が現れた。

「すご~い、見て冬ちゃん。」

「おいおい、あんさんら、下見た方がええんちゃうか?」

そういうと、まるで時が動き始めたように9.8㎨でからだがしずんんでいく、

「いや~~~。」

盛大にしりもちをつき、砂塵が舞い上がるそうすると、一軒の大きな建物が見える、

「どやどや~これがうちらのギルドやで~。」

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0.000000000000000017 金糸 卵 @sazancoross

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