第6話学級日誌6日目
俺は目を疑ってしまった、いや疑いたかったしかし現実は変わってくれない。
「おい、何考えてんだ」
俺は小声で柊元に声をかけたするとこちらを見ながら小声で
「大丈夫だって〜どうにかなるよ!」
何がどうにかなるだ今すぐ辞めさせなければ俺が大変な目に遭う、そう思い声をかけようとした時。
「どうした2の4なんかあったか?」
野上先生が口を開いた、よし今ならいけるここで俺が発言を撤回すればまだ間に合うよしいける。
「実は…
「いえ、なんでもありません!」
俺よりも早くそしてムカつくぐらいハキハキとした声で柊元が発言した。
「そうか、なら決定でいいな」
大きな拍手が聞こえてくる中俺はバレないように小さくため息をついた。
ガタンと横の椅子に座る音が聞こえた、恨めしそうに柊元の顔を見ると満足そうな顔で前を向いていた…
「ならこれで今日はおしまいだまた来月集会があるから忘れないように。」
「起立、気をつけ礼」
後ろの3年生が号令をかけ集会は終わった。
あたりが少しうるさくなり始めやがてその空気ががクラス全体を包み込み始めていた。
そんななか俺は柊元に文句の一つでも言おうとした時、前から
「2年4組ー」
と野上先生の声がした。
委員長の仕事はこんなことじゃない! 豊嶋ユージロー @Toyosima2
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