第5話学級日誌5日目

「ねえ、どうする?これ立候補制だよね?挨拶課とかユニセフ課とか面白そうだよね!」


「ちょっと待って、挨拶課とか行ったら毎日挨拶とかしなくちゃいけないんだよ、うちの学校は結構本気の仕事が多いんだからあんまり無茶な仕事したらあとでしんどくなるから妥当な仕事を選んで…」


「ねえねえ、このお悩み相談課ってなんなの面白そうだよね!」


多分、いや絶対俺の話聞いてないな、でもここでキツく言っとかないととんでもないものを引いてこられそうだ。


「間違ってもこのお悩み相談課だけはやめてよ、多分この中で1番きついんだからなるべく普通の例えば風紀課とかそんなんにしよう」


「あー、そんなんできみはいいの?つまんないね〜」


「なんとでも言ってくれそれでいいんだ」


「よーしそろそろ決めて行こうかー」

野上先生が号令をかけクラスが静かになりはじめた。


「よしじゃあまず挨拶課がいいクラスは?」


3年生のクラスが手を上げあっさり決まった

俺のやりたい風紀課は最後の方だし周りの様子を見ながら見ていくか… そう思いながら拍手をした。


「次はお悩み相談課やりたいクラスは?」


「はい!」



「私たち2年4組がやります!」


ふーんわざわざこんなめんどくさいのにやる奴いるのか、物好きもいるもんだな〜

ん?ん?は?今2の4って言ったか?まさかなさっき俺やるなって言ったもんなそんなことを思いながら横を見るとそこにはついさっきも見たような光景があった


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