第5話学級日誌5日目
「ねえ、どうする?これ立候補制だよね?挨拶課とかユニセフ課とか面白そうだよね!」
「ちょっと待って、挨拶課とか行ったら毎日挨拶とかしなくちゃいけないんだよ、うちの学校は結構本気の仕事が多いんだからあんまり無茶な仕事したらあとでしんどくなるから妥当な仕事を選んで…」
「ねえねえ、このお悩み相談課ってなんなの面白そうだよね!」
多分、いや絶対俺の話聞いてないな、でもここでキツく言っとかないととんでもないものを引いてこられそうだ。
「間違ってもこのお悩み相談課だけはやめてよ、多分この中で1番きついんだからなるべく普通の例えば風紀課とかそんなんにしよう」
「あー、そんなんできみはいいの?つまんないね〜」
「なんとでも言ってくれそれでいいんだ」
「よーしそろそろ決めて行こうかー」
野上先生が号令をかけクラスが静かになりはじめた。
「よしじゃあまず挨拶課がいいクラスは?」
3年生のクラスが手を上げあっさり決まった
俺のやりたい風紀課は最後の方だし周りの様子を見ながら見ていくか… そう思いながら拍手をした。
「次はお悩み相談課やりたいクラスは?」
「はい!」
「私たち2年4組がやります!」
ふーんわざわざこんなめんどくさいのにやる奴いるのか、物好きもいるもんだな〜
ん?ん?は?今2の4って言ったか?まさかなさっき俺やるなって言ったもんなそんなことを思いながら横を見るとそこにはついさっきも見たような光景があった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます