第4話学級日誌4日目
会議室に着くとそこにはもうクラスの半分ほどが埋まっていた中には去年と同じメンツや知らない奴まで来ている、俺たちは2年4組なのでちょうど真ん中の席に座った。
「ねえねえ、いつから始まるの?」
柊元が目をキラキラさせながらこちらを見ている。
「もうそろそろだと思う、そろそろ委員会の先生が来る頃だから」
言い終わるや否や教室の扉が開き先生が入ってきた。
「よしみんな揃ってるな、はじめよか、」
「起立、気をつけ礼」
3年の委員長が挨拶をし会議が始まった。
「え〜今年の委員会の担当の野上(のがみ)です。知っての通り我が校は「生徒主体」がモットーの学校で、様々なことに生徒主体で取り組んでいることは皆さんも知っての通りです、
我々の仕事はそれをしっかり支えていくことです…」
相変わらずこの人は話が長い、言ってることはあっているのだが長すぎて困る。
「では、今からそれぞれの仕事を決めていきます、基本クラス単位で動いてもらうので今からクラスの委員さんと机の上のプリントを見ながら話し合ってください」
クラスがガヤガヤしはじめた中、隣の席から主張激しめな声が耳に入ってきた
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