繋がりを持ちながら3話で別々のシーンを描く構成になっているこの作品。1、2、3と最後は同じ文章で終わるのですが、1と2は結果を描写していません。その結果どうなったのか、と言うのが3で表現されています。想像を掻き立てる書き方が絶妙だと思いました。その先に在るもの。きっともたらされる未来は、明るいものだと信じずにはいられませんでした。