この作品は第一話にある記号の列を解読しないと、最終話の本文を理解するのは難しいと思います。ネタバレになるので詳細は省きますが、解読方法はコメント欄を参考にすれば分かるかも。ルビの使い方も上手いですね。余談ですが、第二話を見たときに、あの有名なシンガーソングライターが頭に思い浮かびました。
かんどー。果てしなく、この発想力に満ち満ちた反射鏡の谺がフリスビーのように世界を縫い回るように願います。(長椅子でない)
「〜したい」「〜たい」これは、言語学においては希望にあたる。しかしだ。ネット、SNSには「死にたい」「自殺したい」などの多くの希望。いや、一種の絶望でもあるものが、溢れている。このような言葉を校閲し希望へと変えて行く。これの是非は読者であるあなたが考えることです。ぜひ読んでみてください。
その詩は、文面では「希望族言語」である。その前提を頭に入れてもう一度読むと、二度どころか七度くらい楽しめそうです。設定が素晴らしすぎます。
かんなづきさんやはり天才です