ごきげんよう、龍弥さん、キレましたね。
キレろと言われてキレた訳ではないのでしょう、それまで自分が死の舞台の幕をあげた、その罪、その哀しみが象った絶望こそは「悲しみやすい」という性質も手伝ったのかもしれませんが、奇跡館で、自分を庇い守り盾になって見失ってしまった仲間達の哀しみと絶望が、彼の悲しみを貫いて怒りへと変化させたように思えました。
それともこの怒りすらもコントロールされた? もしもそうなら、これほどの絶望はないのでしょうが。
まさに神々の黄昏を思わせる、豊かな色彩の世界で始まる終わり。
迫力や緊迫感、スピード感はもちろんなのですが、それ以上に、悲しい静けさを感じました。
作者からの返信
おだ 様
いつもお世話になっております。
怒りへの変生のようすをそのように捉えていただいて、いやはや全く本当に考えていただいたものを読み取ってもらい、ありがたさで地の底に埋まっています。「何だァ、テメエ……」独歩、キレた!!(ごめんなさい)
https://www.youtube.com/watch?v=_cznA6uXQg8
引用した曲は旧い合唱曲で、題名をThat beautiful land 和訳で『希望(のぞみ)の島』といいます。曲調が2パターンありますが、URLを貼った方のが好きです。和訳合唱はもう1つのパターンでなされています。
本文でも書いたんですが、黄金のキメラたちの波も、龍弥もどきたちも、悲しめば悲しむほど力を得られる点では同じであり、太陽壁やスーパー居合切りアタック、全天を焼く煌びやかなハイパー火力の裏に、絶望的な怯え、悲しみがあります。(´;ω;`)ウゥゥNAITYATTA
>研ぎ澄まされた摂氏一億度。刃渡り五〇〇メートルの居合から放たれた超高温プラズマの奔流は、迸る神の焔に等しかった。
すみません、ちょっと何言ってるのか解らないのですが。その前の黄金臨界ガーネットキマイラ達とオートノミーと已愛ちゃんの戦いも、最早神話の領域ですし……火力のスケールがだいぶヤバいじゃないですかァァァッ!!!
そして遂に、遂にキレた龍弥君だった彼。「おれ」という一人称が、また……どうなっちゃうんだ今後ォッ!?
( ;∀;)
作者からの返信
沖田 様
いつもおせわにな、あんたのせいですよッ!! あんたが星全体砲っぽい超高火力とベテルギウスそのものとかいう訳のわからん最大パワーを持ってこられたから私も引くに引けなくなって、話の都合上規模は圧倒的に負けるものの、オルルルァアアア!!!! しただけです。本来 黄金の戦闘はー2で終わりなんですが、一発居合をうっただけじゃァ火力が足りねえなァとなってー3をいま一生懸命泣きながら校正しているのもあなたのせいですからね!! これでバトルシーンの分量がいままでも込みで想定の倍くらいになったんだから責任取ってよね!! ありがとうございます!!!
いつも「どうなっちゃうんだ今後ォ!?」という本当にありがたい感想に感謝申し上げています!! やったー!!
第三章後編が、北欧神話のラグナロクになぞらえていることにようやく気が付いた天秤でした。どうして、「ロキ」が出て来た時点で察っせなかったのか……。本来なら、「冬に至る戦い」が三回に分けられている時点で察するべきなのでしょうが。
いや、熱量! 全世界を焼き尽くす炎で、全米の涙が枯れ果てました。言葉選びから、曲のチョイスから、本当に何から何まで魅せられる作品です。……迫力満点の核融合の書き方は、本当に勉強になりました( ..)φメモメモ
作者からの返信
天秤 様
いつもお世話になっております。
ロキロキノー!! それほどまだ規模は大きくないですが、龍弥もどきくんのムカ着火ファイアーが出ました。じつはまだ校正中のー3で、龍弥もどきくんの激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームがあるのですが、がんばっていま直しています。絵面的にはバトルアニメ映画のボス最終決戦くらいのイメージで書いたんですが、どうでしょうか。いつも見ていただいて、感謝申し上げております。春日部防衛隊、ファイアー!!