こんな、真実だったなんて……オートノミーさんは二人の娘的な存在だったんですね(違う気がする)
そして自分が龍弥君ですらなかったこの事実に、彼は一体どうなってしまうのか。オートノミーの中には和さんは残ってないのか……救いはないんですかァッ!?!?!?
('Д')
作者からの返信
沖田 様
これは毎度毎度のありがたさに地中に埋まったニコラスAからの返信です。
皆嶌龍弥&方倉和のカップルは、第一部の主人公ヒロイン的な立ち位置になりましたね。合☆体して強くなりました。確かに二人の娘っぽい感じですね。本当は責任を取って私の出身地を焼くつもりだったんですが、マジで縁もゆかりもない静岡を焦土にしてしまって申し訳ないです。因みに、私は卒論のストレスで、大学文芸部の最後の作品として、指導教員の出身地に核爆弾とジャンボジェット二機を落としたことがあります。
ごきげんよう、龍弥さんとニギさんの地獄の釜の淵でも揺らがなかった互いへの愛情の深さと美しさが、もうどうしようもなく哀しいです。
人類の危機、世界の破滅を目前にして、だけど互いにこの世界で唯一の、愛する存在が儚くなってしまった時点で、ふたりにとっての世界は破滅を迎えてしまっていたのですから。
そうか、龍弥さんはこの惨劇の後に、別の計画によって遺伝子操作で再び生を受けた龍弥さんであり(計画自体がもう、邪悪に思えます)、きっとニギさんの遺伝子情報も受け継いだのかな、と思えます。
これが物語冒頭の第二回脱出、へと繋がる……、のかな?
いや、もう数エピソード足りないような気もします(足りないのは私の脳味噌、の可能性の方が高いですね)。
けれど、どちらにせよ、今現在の状況は、この龍弥さんとニギさん、ふたりの恋人同士の悲しすぎる終焉という犠牲の上にある状況であり、それはきっとふたりの愛への冒涜のような気さえ、してしまいます。
作者からの返信
もちろん足りていないのはエピソードでありまして、時系列の関係で出せなかったのが、三章後編内で補完されます! おだ様の頭が足りないなどということは決してございません!! ええ決して!!(必死の早口)
こほん、
おだ 様
いつもお世話になっております。
神の哀しみとまぁ大そうなタイトルをつけやがって中身が薄っぺらぺらぺらだったらどうするんだお前という感じですが、薄っぺらぺらぺらにならないように、彼らの哀しみが、破滅の彩が、虚無が、しっかり染み出るように文章をこだわったつもりです。龍弥と和は、第一章一話が始まる前の、いうなれば存在しない第一部の主人公とヒロインみたいな立ち位置になってくれました。こう、自作ながら作者も書いていて精神がゴリゴリ五里霧中となり、何度か休憩を挟みながら書き切りました(投稿がちんたらしているのはこのせいですごめんなさい)。おだ様も、少しお疲れをされてしまったのではないかと思います。次の次の土曜も三話更新にはなるのですが、今回で過去編として視点の描写は終わって、話が進展していきます。終わった話に長くお付き合い頂き、感謝申し上げます。ここからがきっと面白いので、また、みていただける(たいへん欲張り極まりない)ことをお祈りしております。