人ん家のワンちゃん

ニャンちゃんと比べて少し固い毛

身体もガチッとしているね

お顔も大きくて お鼻も高いんだね


ワンちゃんをナデナデ

人ん家のワンちゃんをナデナデ


あれ? もしかして少し嫌がってるの?

でもナデナデさせてくれるんだね 優しいね

そのうち気持ちよさそうに目を細めてくれたよ

優しいね 可愛いね


ワンちゃんをナデナデ

人ん家のワンちゃんをナデナデ


ワンちゃんがうちにいたらいいかもなぁ

ニャンちゃんと仲良くしてくれるかなぁ

…なんてことを一瞬思ったけれど

いや ちょっと待てよ


ワンちゃんにはお散歩がつきもの!

一緒にお散歩できて健康にもいいよね

うん それはほんとにそう思う

ジョギングまではいかなくても ウォーキングくらいしなくちゃ


でもね…毎日だよ?

しかも昨今の夏の暑さときたら!

友だちは言ってた

日中は可哀想だから 夏は朝の5時に散歩してるって


ああ…5時ですか……

えぇ…5時ですかぁ……

つまりそれって何時起き?


萎む 萎む

ワンちゃんとの暮らしの夢想

あえなく萎むね 案の定だね


やっぱり思うんだ

人ん家のワンちゃんを可愛がるのが一番だって

ときどきナデナデさせてくれたらな

ときどき一緒にお散歩できたらな


ワンちゃんをナデナデ

人ん家のワンちゃんをナデナデ

幸せホルモン モッフモフ!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

吟遊詩人コダーマのP! コダーマ @kodaaama

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ