親への感謝の気持ち
折り紙くん
第1話(完結)
これから、親への感謝の気持ちを書こうと思う。
親へ直接感謝を伝えるのは照れ臭い。
ここに書いてある内容が、テレパシーか何かで伝わればよいと思う。
私の両親は、それぞれ役割があったように思える。
母親は、メンタル的な支えになってくれた。
一方父親は、知識が豊富、世の中に詳しいということを武器に、私という人物を正し
い道に進ませてくれた役割を果たしてくれたように思う。
まず、中一のことを書く。
中一の時、私は「4」という数字に縁があった。
「4」についてのエピソードが4つある。
1,クラスが「4」組だった。
2,出席番号が「4」番だった。
3,背の順が前から「4」番目だった。
当時、145センチしかなく、中1男子の平均が154~156センチとかなので、
「ちび」と言っても差し支えなかろう。
最後
4,勉強の成績が、学級で上から「4」番だったら最高だよねぇ・・・・。
違う、逆なのだ。
下から「4」番だった。
1,2,3,4,5,n・・・・(無限に続く)という、数字、一つ一つに、それぞれ意味が込められている。
例えば、「7」だったら、ラッキーセブン。幸運の「7」ともいう。
「4」にも意味がある。幸せの「4」、幸せの四つ葉クローバーというのがこの世に存在するらしい。
一方で、悪い意味での「4」という数字がある。死を表す「4」番だ。
当時、私が経験した「4」は、死を表す「4」の方だと思っていた。
さて、絶望的な勉強の成績を残した私は、ショックを受けていた。
だが、勉強しなかったから、悪い成績を叩き出すのは、自業自得だ。
そこで、母親の登場だ。
悪い成績をとれば、水が沸騰したかのように、怒る親もいるだろう。
しかし、うちの母親は、こう対応した。
君は、勉強すれば、脳に知識が入る能力が高いって。
(私は耳に障害を持っているのだが、それを理由の一つに、両親は、そんなに子供に期待していなく、とりあえず元気に育ってくれればよかったらしい。)
小学低学年の時、勉強を教えたら、すぐに理解していたらしい。
そんなに頭の悪い子ではないのだと思っていたとのこと。
だからとりあえず、勉強してみて次のテストに備えてみたら?と言ってくれたのだ。
それをモチベーションにし、一気に成績が伸びた。
時が経ち、中3になった時、高校受験のことを考える時期になった。
ここで父親の出番だ。
私は、リーズナブルに済ませる公立高校で、レベルにあった高校でいいやーという考えだった。
父親は、「ここがいいんじゃない?」と言われた高校は、私立の高校だった。
私立の高校?学費かかるやん(大学はもっとかかるけど)、と思った。
なぜ該当の高校をおすすめしたのか。
・授業料がハードルが低い条件で大幅に免除される。
・通学時間が短い。
・大学に進学しやすくなる。
という理由だ。
私は、私立は、「学費がかかる」だけで、他は特に、
私立と公立に差異はないと思っていた。
父親がしっかりと公立と私立の違いというのを詳しく知っていた(もしかしたら、当たり前のことかもしれない。)
私は父親のおすすめ通りの高校に進学し、無事に大学もほぼほぼ希望通りの大学に進学。(国公立受験も受けたが、落ちている。あまり言っては良くないが、落ちてよかったと思っている。詳しくは述べない。)
もしも、自分の判断だけで高校を選んでいたら、茨の道に進んでいた可能性が高い。
こういう時に、父親に感謝しかない。
序盤、「4」について語った。この時は、死を表す「4」番だと思っていた。
しかし、今思えば、幸せになるための「4」番だったのかもしれない。
過去は変えることはできないというのは事実ではあるが、でもでも
過去に起こった出来事の意味合いを変えることはできるのだと思う。
「4」という死を表す出来事を経験した時は、苦しかったかもしれないが、
今振り返ってみると、それがターニングポイントになっている。
今は、コロナでこの世が大変なことになっているが、この経験により、
更なる知恵を生み出し、それを機に世の中が良い意味で変わってくれればいいなぁと思っている。
長くなってしまった。拙い文章でしたがここまで読んでくれたことに感謝を申し上げる。
親への感謝の気持ち 折り紙くん @ryuhyo3600
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