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2020年10月10日 17:14
とうとう始まってしまった―――望まぬ闘争―――望むべき闘争―――悲嘆の悪魔に囚われてしまった少女を取り戻すためには、どうしても異端を審問する処刑人の存在は不可欠だがしかし同時にその存在は、少女自体をも忌み嫌う者であった。少女を取り戻すためには、悲嘆の悪魔を少女から引き剥がさなければならない―――もし、引き剥がせたとしても、少女の生が確認されたとき、処刑人は如何なる事情があろうとも、少女を殺すに違いない。彼の葛藤はまさにそこにある―――彼自身の希望を満たすためには、ある程度処刑人にも傷ついてもらわなくてはならない。けれど果たして、現実は彼の思い通りにいくのだろうか―――?ただ……嫉妬に暴食は、事の結末がどう収まるか知っていたが如くに……静やかな笑みを湛えているのであった……
作者からの返信
コメントありがとうございます!八方塞がりな状況で、敵は強大、自分は弱小。ただ、現時点では悪魔たちはラッドくんたちの味方であるので、色々助言はしてくれていますね。
とうとう始まってしまった―――
望まぬ闘争―――
望むべき闘争―――
悲嘆の悪魔に囚われてしまった少女を取り戻すためには、どうしても異端を審問する処刑人の存在は不可欠
だがしかし
同時にその存在は、少女自体をも忌み嫌う者であった。
少女を取り戻すためには、悲嘆の悪魔を少女から引き剥がさなければならない―――
もし、引き剥がせたとしても、少女の生が確認されたとき、処刑人は如何なる事情があろうとも、少女を殺すに違いない。
彼の葛藤はまさにそこにある―――
彼自身の希望を満たすためには、ある程度処刑人にも傷ついてもらわなくてはならない。
けれど果たして、現実は彼の思い通りにいくのだろうか―――?
ただ……嫉妬に暴食は、事の結末がどう収まるか知っていたが如くに……
静やかな笑みを湛えているのであった……
作者からの返信
コメントありがとうございます!
八方塞がりな状況で、敵は強大、自分は弱小。ただ、現時点では悪魔たちはラッドくんたちの味方であるので、色々助言はしてくれていますね。