これは本当にいいですよ。短編集なので、時間をしっかりとって構える必要もなくて気軽に読める「コメディ?」といっていい物語だと思います。
内容としては題名まんま、「ミミック」が「冒険者」を撃退していくお話です。なんというか、ミミック視点に立てば、当たり前のことを気がついていなかった自分に築かせてくれる、意外と「哲学的」な一面を持っていて私は好きです。
自分の正義を押し付ける。今の「ファンタジー」にありがちな設定への「アンチテーゼ」。と私はとりましたが、まぁ、そんなことを気にせずに読んでください。普通に笑えて面白いですよ!