応援コメント

一途な愛ってなに?「椅子直しの女 La Rempailleuse」①」への応援コメント


  • 編集済

     「報われない恋」の話の前に、「椅子直し」の子として生まれた主人公の女性の悲境を読んで、哀切な気持ちになりました。
     この女の人がどんな悪いことをしたのでしょう。この世に生まれて、「椅子直し」という仕事をして懸命に生きているのに、見下されるような生活を強いられなくてはならないことに、胸が痛みました。
     たかが物語、されど物語。
     モーパッサンは、人の心を掴むのが巧ですね。

    作者からの返信

    悠栞さん、コメントありがとうございます。
    職業差別と身分差別は繋がっていて、それはどこの国にも存在したのがよく分かりますね。昔の日本の身分制度もかなりなものだったと思います。日本だと定住しますが、ヨーロッパだとこうして流浪の人生を送るという違いも興味深いです。
    こうしてリアルな社会を切り取って物語を作るところに読者も心を掴まれるのかも知れませんね。

  • き、気になるじゃないですかっ(; ・`д・´)

    作者からの返信

    ……ですよね。ていうか沢山読んで下さってますね。すごい。嬉しいです。

  • 「受けるより与える方が幸せ」……この言葉のままの生き方を誰も否定出来ませんね。身分の差、自尊心の欠如、本当の幸福って……モーパッサンの奥深い視線で書かれた作品いいですね。続きが楽しみです。

    柊さんの紹介が分かりやすいですし、思考を刺激されます。(´∀`)
    エマニエル夫人にわらいました。\(//∇//)\

    作者からの返信

    コメントをありがとうございます。
    自尊心の欠如という言葉がピンときました。そういう女性ですね。この話は当時の社会風俗とか階級や価値観が如実に出ていて、そこも面白い要素だと思います。このあとは思わぬ展開になりますので、楽しんで頂けたら嬉しいです。
    籐椅子…わかって頂けました?笑

  • 柊さん、こんばんは💛 このエピソード、憶えています。結末に拙作のナントカさんを重ねていたような記憶。個人的には、永遠の報われない恋、アリだと思います!
    でも「男性諸氏は複数の愛を信じる派、女性は死ぬまで貫く唯一の愛を信じる派、に分かれます」は、偏見が入っていますね! そういう時代だったのでしょうか?
    つづき、楽しみにしています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。エピソードを覚えていて下さるの嬉しいです。御作の…ああ、あの方だなと分かりました。でもあの二人は気持ちが通じ合っていたと僕は解釈していますが、どうでしょうか。
    こちらの短編はそこまでも届かない女の想いの話ですが、どうぞ見届けて下さいませ。