応援コメント

当たり屋に当たってしまった男「馬に乗って A Cheval」」への応援コメント

  • ちょっと見栄張っただけなのにエクトルさんが可哀想なんですけど、名訳のお陰でコミカルで面白く読んでしまいました(笑)
    もう奥さんの言う通り「引き取ります」って言えば良かったんですかね?

    その後エクトルが思いつめて自分も当たり屋を始めていたら超ブラック展開だな……と想像してしまいました(^^;

    作者からの返信

    この話なんかは皮肉でユーモアたっぷりでペーソスもあって、いかにも先生らしくて好きですね。
    ばあさんの開き直りっぷりが強すぎです。
    エクトル本人が当たり屋に……それは思いつかなかったです(笑)
    どう転んでも一番可哀想なのは奥さんですね……(-_-メ)

  • 柊さん、こんにちは。
    このエクトルさんは貴族で、子供の頃はよい暮らしをしていたことがあったけれど、今は小役人でぎりぎりの生活。でも、仕事が認められて、300フランのボーナスもらうのですよね(小説を読んてみました)。ひと月の給料以上じゃないですか。彼はそのお金で馬と馬車と子守りを借りて、家族とピクニックに行くことにします。日本人なら、半分貯金とかすると思うのですが、全部使っちゃうなんてフランス人的、なんですかね。
    エクトル父ちゃんは息子ふたりによいところを見せたいのですよね。それがなかなかうまくいきません。ありますよね、そういうこと。ちょっと泣かせます。
    でも、なんとか馬を手なずけます。だって、子供の頃は先生について乗馬を習っていた人ですから。そして、いよいよシャンゼリゼへ。
    彼の乗る馬は凱旋門のところで走り出し、赤いエプロンのおばあさんに衝突。死んだかと思うのですが、助かります。ところが、この掃除婦のシモンおばさん、だんだん心地がよくなり、病院から出ていこうとしません。でも、それでは入院費がかかりすぎ。エクトル妻は、うちで引き取って世話をしようというのですよね。
    そんな生活は、はたして、いつまで続くのでしょうか。

    でも、「人生は塞翁が馬」と言うじゃないですか。
    エクトルがボーナスをもらって喜んだ→馬がおばさんと衝突→でも、死ななかった→家で面倒をみなければなくなった→さて次は・・・・
    誰も予想もしないよいことことが待っているかもしれませんよ。
    でも、これは私のHOPEで、
    先生はそういう結論にする作家ではなくて、もっとビターな結論がお好きですよね。

    モーパッサン先生の人生はどうだったのですか。
    たとえば本がだいヒットして大金をゲットしたと思ったら、全部なくなっなったり、それを題材にして書いてまたヒットしたり、またなくして、なくして、そんな人生だったのでしょうか。

    作者からの返信

    九月さん、コメントありがとうございます。
    原作をお読みになったんですね。きっと語りの面白さを感じられたことと思います。貴族が没落して、ブルジョワが幅を利かせるようになって、そういうところも時代背景を感じますよね。もとは貴族なのに安月給で働かなければならなくなる悲哀も書かれていて。それでもプライドが残っているのがこの災難の根っこの部分ですね。ボーナスで束の間の自尊心を買ったのかな、なんて思います。
    シモンばあさんが対極的で、この図太さが憎らしいようなご立派なような。。今までの苦労を取り返してやろうというしたたかな根性が、労働階級の人生も感じさせて、ほんとに上手くできてますね。
    モーパッサンは独身ですし、暮らしにはきっと困らなくてむしろボート買ったり謳歌していたように見えますね。それでも病気の進行だけはどうしようもなくて、早世してしまう。みんなどこかで何かの代償を払っているのかも知れませんね。

  • こ、これは怖いですね。
    下手したら一生じゃないですか!
    モーパッサン先生、自業自得なお話が多い気がしますが、報いの部分が結構ひどいですよね。

    作者からの返信

    陽咲乃さん、コメントありがとうございます!
    笑い話だけど笑えない怖さがありますね。エクトルが妙な気を起こさないとよいのですが......
    「報いの部分がひどい」あ、それは確かに!なんか倍返しみたいになってるの多いかも......
    鋭いご指摘ありがとうございます^^

    編集済

  • 編集済

    当たり屋といえば、私の故郷の広島には達川さんという有名な方がいらっしゃるのでついそっちを思い出したのですが全然違う話でしたw

    そしてうちの奥様も200まで生きそうだなと思いました。

    作者からの返信

    調べてしまいましたw 野球の方ですね。そちらが本来の当たり屋ですね(^_^;)
    奥様......それはなんというか、答えづらい...(笑)

  • おばあさん、丈夫ですねー!
    軽い自動車事故で、ずっと面倒を見させられるのと似てますね……。
    エクトルは自身の蒔いた種ですけど、家族はたまりませんね。
    おばあさんは、120歳くらいまで大往生だったんじゃないでしょうかー笑。

    作者からの返信

    サクヤさん、コメントありがとうございます!
    今でいう自動車事故みたいなものでしょうね、運転が下手だったばっかりに……。それにしてもやばい人に当たってしまいました(笑)こういうおばあちゃんに限ってかなりの長生きをされるかと……。
    ひたすら奥さんが可愛そうなお話でした(^^;)

  • 老婆飛んでいきましたーで笑いました。エクトルも別になにも悪いことはしてないのに気の毒ですね。運が悪かったというか。役人って文学作品の中でおちょくられる対象になることが多いですが、フランス文学でもそんな傾向があるのでしょうか。

    作者からの返信

    橋本さん、いつもご感想をありがとうございます。
    気の毒なんだけど笑える、でも笑えないという話のひとつですね。不運としか言いようがありません。
    役人ってイタリアでもおちょくられるんですね。ほかのフランスの作家は分からないんですけど、モーパッサンは自分が若い頃役所勤めをした経験があるので相当意地悪です(笑)よほどいけすかない人間が多かったのでしょうね(^^; 

  • 地味で質素な生活をしていて、ちょっとカッコつけてピクニックに行ったばかりに・・・
    なんかエクトルさんもかわいそうすぎる感じ。なによりも奥さん本当にかわいそう。
    当たりやって、日本でもあったみたいだし、つい10年くらい前、仕事場の近所で当たり屋が捕まったと聞きました。
    おお、こわいこわい。

    作者からの返信

    このおばあさんは本当に事故に遭ってしまった側ですが、結果的に当たり屋のようになってしまいました(笑)味を占めちゃったんですね。
    奥さんがひたすら可哀そうです。
    当たり屋って日本にもいたんですか。ある意味命を張っているので怖いものなしですよね。

    コメントとても嬉しいです。そして沢山の星も頂戴してすごく光栄です。マニアックな作品ですので読んで頂けるのが本当に励みになります。ありがとうございますm(__)m

  • とんでもないババア……(コホン)失礼、お婆さんですね。ちょっと足許に何発か銃弾を撃ち込んで、踊れ踊れってやったればよかったのに……なんて思ってしまいました(笑)
    うん、こういう人ってすんごい長生きしそう……それに、動けないふりなんかしてたら、本当に歩けなくなってしまったりしそうですよね。そんな生活に飽きて、「リハビリ」に励んでくれていればいいのですがw

    作者からの返信

    烏丸さん、沢山読んで下さってありがとうございます ^^
    したたかなおばあちゃんですよね。とんでもない「当たり屋」でした。でも50年女中をやってきた人ならこうするよね、みたいな…どうも憎み切れないです。
    結局一番かわいそうなのは奥さんですね (-_-;)

  • あらら、結末はわからずですか。エクトルさんちょっと可哀想。
    こういう場合は、思わず走って逃げ出すような事案を演出するのが定番ですね。双方の演技力の勝負です。そこまでやればよかったのに(笑)
    エクトルさんの奥さんがかなり気の毒でした^^;

    作者からの返信

    このお話、誰がかわいそうって、奥さんが一番かわいそうですよね。見栄っ張りの旦那を持ったばかりに...。
    演技で返す機転がエクトルさんにはありませんでしたね。甚だお気の毒さまです。

  • マダム・シモンの演技力は女優並だったのですね! ドクターまで騙すなんて(∩º﹏º∩) エクトルさんは、とんでもないことに当たってしまいましたね。お気の毒様です。

    柊さんから頂いた元気玉💛←カ・ワ・イ・イ(≧◡≦) 感謝です✨✨
    「老婦人」に変えて頂いたのですね! あのビデオクリップの御方には何というか、ただならぬ品を感じまして、そう表現したくなったのです(^^♪

    作者からの返信

    まさにお気の毒さまです。
    医者も分かってても言えないんでしょうね。たくましいおばあちゃんでした。

    ビデオクリップの老婦人は普通のモデルさんではないなと思いますよね。オーラがあります。
    実はあれから作家のインタビューなどを見て、若干はまってしまっています(笑)

  • 老婆飛んでったーが笑えました。(*≧∀≦*)
    演技の上手なシモン婆さん、100まで生きそうですね。

    作者からの返信

    原作にはポーンなんて書いてないんですけど、そういうイメージだったのでつい遊んでしまいました(笑)
    おそらくかなり長生きしたのでは...。家族にはお気の毒さまです。