まさしく大冒険譚。その序章。正体不明のおじさんの話はいつでもワクワクするけど、お母さんは良い顔をしない。不思議な男たちの襲来と、宝を告げる海賊の謎。古い金貨と歌う鳥を託されて、少年は男になる。
本当に冒頭だけです。なのに、海の様子が想像できるほどの描写力。かつて大冒険したと言うドレークから、宝のありかを示す歌を渡された主人公。しかも、その歌もまた冒頭。つまりこれから続きの歌詞を探しに行くのだな! という感じです。ありったけの歌をかき集めに行ってらっしゃーい!!!!!!
古き良き時代の海洋冒険譚の導入としてはほぼ完璧です。ここから大冒険が始まるという予感にワクワクしますね。同題異話の枠内でこういうのも全然ありですね