「それなのに、君がいなくなった今でも、私は生きてて、生きることに忙しくて、君を忘れている時間が長くなった。」
「いつか燈火が自身の小さな罪の意識とサヨナラすることができるしれないと。」
ちゃんと二つの企画に合うストーリー構成お見事です。
真相が明らかになり、バッドエンドかとヒヤヒヤしましたが、これから始まりそうな終わり方でしたね。
マイナスからのスタート。好転するのかさらに落ちるのか……。
企画に参加していただきありがとうございました。
【追記】
セリフ指定の企画に参加していただき、本当にありがとうございました。
取り上げたセリフをこういうふうに解釈したんだなあと、しみじみ思いながら物語を拝読しました。
選んだセリフは、ハイテンションで叫んでいたり他人事ゆえに淡々としているイメージだったので、ずっしりと重いダークストーリーにびっくりしました。
氷が溶けた関係がしんどくて、自分が死にたくなります。
考えさせられる題材を扱っていて、他の人はどの同情人物に共感して、物語を消化しているのだろうと気なりました。
「月はいずれ満ちる」を読むと、二人の印象を別の角度から見ることができました。
二人の関係が変化することを心から祈ります。