第六十三回 ――語らい。


 僕が絵を描く時のスタイル、

 それは一糸まとわぬ……


 ありのままの姿。自然の姿。



 賛同する。


 千佳ちか先輩も、僕と同じスタイルに。


 ここでは、ありのままで、


 ……うん、

 ありのままで語らえる仲間たちがいる。



 永遠と、


 未来永劫に、


 強固に、


 でも、しなやかに、

 繋がる関係。


 それは、それはね、



 ――中庭に聳え立つ伝説の大樹。



 この場で愛の告白をするのなら、

 ――その二人は永遠と結ばれる。


 なら、


 僕は告白する。この場で。


 魂は永遠なのだから、


 縁する皆と永遠に結ばれるの。皆、大切な人たちだから。



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