第五十二回 リンクしたこと。


 ……少し前のこと。


 十三日と十四日を跨いで起きたこと。



 この日のお話はね、

 千佳ちか先輩のエッセイと、


 まるでまるで呼吸ピッタリの、

 リンクしたお話なの。……と、いうことは拝見している。


 または、或いはね、

 毎日読んでいるの、千佳先輩のエッセイ。


 毎日更新なだけに、やっと追いついたの。それは最新話。



 芸術棟に十五人いた十三日の日、

 その時は、確かに、十四人しか見えていなかった。


 なら、帰ってから。


 それも日付変更線の間に、やっとわかったことだ。


 まだ星降る夜空のうちに、

 窓に映る自分の顔。昼間ではわかり得ない光景だ。


 眠りだけは忘れてはいけないと、

 ベッドの上。お風呂は入ったの。


 だから、今はもうお風呂上りだ。


 ポエムも更新。


 千佳先輩みたいに毎日更新ではないけれど。眠気の方が勝るの、

 そのまま眠っちゃうの。でも、この時はパチクリ。


 目の当たりに、目と目が合うの。ベッドの傍らに、

 じっと見るの、僕のこと。そして見えた少年こそ、星降る少年だった。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る