第四十八回 今見える景色。憧れの景色。
それは、とある漫画から。
青春もの。淡い恋愛もの。
それから、学園ものなの。
これだけのタグがあっても一つの物語。
僕は憧れていたの、この景色。
あなたと出会う前は、まだ憧れで、
空想の世界。とても手に届かないもの、
と……そう思っていた。
でも、教えてくれたの。
空想ではないと。夢でもなく現実と。
僕は触れている。感じている。
その漫画のような憧れのチームワーク。
恋愛も目の当たりに。
僕も応援するよ。これからも仲睦まじくだね。
やっぱり千佳先輩は、お姉ちゃん。
やっぱり太郎さんは、お兄ちゃん。
僕はきっと、可愛い妹だね。
やっぱり、それが一番だね。
……うん、それが一番だね。
何で嬉しいはずなのに、涙が出ちゃうのかな?
するとね、そっと令子先生が、拭いてくれた。
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