第四十七回 あのっ、僕が書きたいポエムはね、


 ――重い話じゃないの。



 例えば……そう。風景を楽しむ詩。


 優しい内容なの。



 お空の色。濃い青色と少々の橙色。

 芸術棟の一階も青色……薄めの青。


 弾む蝉時雨。

 それはコーラス。美しきハーモニ―奏でる。


 三階ではトランペットの音色。


 勇ましきマーチ。

 それは太郎たろうさんの音色。


 今にも、特撮ヒーローへと変身しそうなの。



 二階はね、色を中和。合わせて緩和。


 ……女の子ならではの、

 コーラス。ヴォーカル集団の歌声が響くの。


 マーチングを、

 優しき音色で包み込む、

 色彩と音楽の、美しき調べ。


 その中で深く、重なる色々。

 深みのある緑。森林浴の様。


 ナチュラルな趣の天使たち。


 流れる風は心地よく、

 ハートフルな色彩を飾るの。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る