子供の頃、まだ目に映るもの全てが新鮮だった時に見ていた風景が、透明感のある文体で描かれていて、とても綺麗だと思いました。もう一人の自分がいなくなるシーン。純粋なホラーとしてのシーンであるとともに、成長とともに昔は見れていたモノが見れなくなっていく事の暗喩のようにも感じました。素敵な作品をありがとうございます。
ホラーすが、軽いタッチで、すんなり入っていける物語です。
なるほど、男の子の妄想か。みんな一度は同じような想像したことがあるだろうけど、こうして作品にするのは面白いな。……なんて安穏と読んでいたら、見事に足元をすくわれました。油断大敵。