第4話 親友の異変

 「おい、滝原どうしたんだよ?おかしいぞお前」


 すると滝原は目を吊り上げ


 「うるせぇ、お前とは絶好だ。じゃあな」


 ショックだった。だが、その時確信した。この滝原は偽物フェイクだと。

 そんな訳が無い、ただの友達同士のたわいも無い喧嘩だと普通の奴は思うかも知れない。しかし中学生の時から親友であり唯一の友達である滝原が経験上、性格上そんな事を言うはずが無いのだ。けれどそんな個人的感想で偽物と言い切る事には無理があるだろう。だが、そんな信じられない事を考える事になったきっかけの不思議な話を1週間ほど前に聞いたのだ。




 





 

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異能販売店へようこそ〜能力を求める者たち〜 イザナミ @izanamipopo21356

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