突然の接点②
あの子は一体何なんだ?確か近くに公園やらコンビニやらあるからわざわざ家に寄る必要もないんじゃあ無いかと考えて居ると女の子がトイレからスッキリした様子で出て来た。
すると汚いようなゴミを漁るネズミを見ているかの様な表情でこちらを見たながら一言
「貴方の家のトイレ中々ね。褒めてあげる」
俺はこんな汚らしいおじさんに一見見えるが、実は昔から綺麗好きで特にトイレを重点的に掃除していた。だが一体何様何だろうかと苛立ちにより頭へと血が上った。
この感情・・・何年ぶりだろうか、お母さんの家を言い争ったあの時の感情が蘇る。
「おめーは何様だよ!人ん家に勝手に入ってきやがってよ!常識ねぇのか!?
貴族やら王族の一人娘ですかぁ?このやろぉ!!」
「褒めてあげているのに怒るなんて情けないわね!見て分からないの?わたしは女子高生よ!JKなの!そんな私がJKにゆかりもない貴方みたいな人の家のトイレを使って上げてるの。お金を払う人もいるわよ?感謝しなさい!!」
ニートなおじさんは女子高生を知らない。。 イザナミ @izanamipopo21356
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