砂時計は、もう落ちた。

作者 夜薙 実寿

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★★★ Excellent!!!

鋭い目付きの元ヤンヒロイン。
いや、彼女は唯一至極の太陽であり、ヒーローと言った方がしっくり。勢いよく現れては、鮮烈な印象を与えてくれます。
一途で素直で、意外にも家庭的な彼女が可愛くて魅力的。

少し陰のある砂音くんを照らして導きます。
まさにボーイミーツガール。

作品全体に湿度高めの退廃的な雰囲気が漂うのかと思いきや、コミカルで快活な勢いある文章が混ざり、作者様の両極性が垣間見えるのが面白いです。

★★★ Excellent!!!

タイトル回収!なるほど!!
そういう意味だったのか!

『砂時計はもう落ちた』その意味を探しているうちに、どんどんと砂音の謎に引き込まれる一作です。

そして、砂音と対をなす存在のシュカ。

二人の物語なのに、実は三人の物語もあるストーリー。主人公とヒロインは決定しているはずなのに、どうやってハピエンになるのか!?どうやったら砂音の心を引きずり出せるのか!?

そんな事が気になってあっという間に読める作品です!
最後の最後で、タイトルに意味を持たせたことでスッとおちました。

完結おめでとうございます!&お疲れ様でした!

★★★ Excellent!!!

 少しドロドロめな展開に読み応えを感じました。
 物語の中心になる砂音くんとその幼馴染である朱華ちゃんは共に後ろ暗い過去を抱えており、『自分は彼(彼女)に釣り合わない』とお互いに思ってしまっている状態です。
 朱華ちゃんは中学時代にグレてしまっていたことを悔やんでおり、砂音くんにはさらに深い闇が……。
 切なくて、だからこそ応援したくなるお話です!