読了いたしましたー！！遅ばせながら、多忙なお仕事の中での連載、お疲れまでございました！( ；∀；)

なんというか、感無量といいますか……＞＜　実はもっとダークな結末がまっていたりするのではとビクビクしながら拝見していたので、大ハッピーエンドに狂喜しているところであります……！よがっだ、よがっだでず……｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡

音にいが変態教師にもっとひどいことされちゃうかと思って（い、いや、してほしかったって意味じゃないんですよ？　別に邪な期待してたわk）心配しましたが、これからは朱華ちゃんという最強ヒーローが守ってくれるから大丈夫ですねっ！というかヒロイン、いやヒーロー、かっこよすぎました……！

「砂時計は、もう落ちた。」のエピソードがやはり飛び抜けて好きです。自分を赦せるのは自分のみで、それを認めてあげることの勇気。過去を過去にするための一歩。砂時計はたった数分という時間の経過を確認するために用いられるものですが、時には落ち切ったことに目を向けることもまた真理なのだなあと。タイトルと砂音くんには何か繋がりがあるのだろうなあとは予想していましたが、ストンと心に落ちてきてじわじわ内に温かみを残す、素敵な計らいだなあと思いました。

誰も悪くないのに何かひとつのボタンが掛け違えていたばかりに人生がこじれていく、というのはよくありますが……この物語のキャラクターは高校生ながらみんな正面からその問題に苦しんで、そして見事に乗り越えていきましたね。家族、友達、恋愛とどの関係もとても大切にしているのがよく伝わってきて、それぞれを想い合う心に胸が熱くなりました。青春ーーーッ！！（山に向かって

砂音くんと朱華ちゃんという男女それぞれの心情をこれでもかと丁寧に追いつつも、その他のキャラクターの心まで浮き彫りにしていく繊細さ、しかしその運びの中でもきちんと主軸二人の物語を光らせていく筆の巧みさに何度も脱帽しすぎて禿げ上がりそうです……！読み手としては最高に心からドキドキさせていただき、書き手としては学ぶことばかりでお腹いっぱいの思いです。

このあとはスピンオフなどその他のお話も楽しみに読ませていただき、隅まで味わいつくそうとムフムフしております( ◠‿◠ )
繰り返しになりますが、連載お疲れ様でした＆本当に素敵な物語をありがとうございました……っ！(；ω；)