第三章終了時点での登場人物紹介・それぞれの教義について

第三十二話までのネタバレを含みます。

未読の方はご注意ください。
















≪登場人物紹介≫


*ミック*

 ルクス教の神依士かむえし(※神官)見習い。十五歳。父と一緒に神殿を守っていたが、新国王が制定した法律により投獄される。



*ミナ*

 ルクス教徒の孤児の少女。ユス教徒の兄と共に、貴族の養女になる。



*レイヤ*

 孤児で、ミナの兄。幼い頃に三人のユス教徒に母を殺された過去をもつ。復讐を唆され、妹と共に貴族の養子となる。



*フィラン*

 ユス教次代神君しんくん(※教団当主)。ユス教青年団で、若者たちを率いて異教徒の弾圧を行っていた。ミックの幼馴染だが、戦争を機に疎遠になっている。



   =-=-=-=-=-=-=-=



*ロイズ*

 レイヤとミナを養子にした貴族の男。



*ゼン*

 フィランの友人の名前。



*カヤク*

 ルクス教徒の叛乱に加わっていた少年の名前。



   =-=-=-=-=-=-=-=



*レーベル卿*

 レイヤの母を殺した犯人の一人。


*クニュラ卿*

 レイヤの母を殺した犯人の一人。


*シラスナ卿*

 レイヤの母を殺した犯人の一人。



   =-=-=-=-=-=-=-=



*クレメンティ*

 現国王。即位したその日にルクス教徒撲滅の法(正式名称は異教禁止法)を制定した。



*ガートルヴィ*

 先代国王。国教をユス教に変えた。



*ディヴェルディ*

 先代国王の弟で、現国王の叔父にあたる。先代国王との政権争いに負けて以来、城の離れの一室に軟禁されている。



*ガガラ*

 初代神君の名前。ユス教の教祖にあたる。



   =-=-=-=-=-=-=-=



 番号はそれぞれの初出の話数です。



【ルクス教】

・愛せ、そして理解しろ。(1)

・日曜には昼餐会を開き、互いに親交を深め、分かち合うこと。(2)

・競うな、争うな、どんな者にも愛をもって接せよ。(2)

・戦ってはならぬ。人を傷つけた者は同じ傷をその身に負うと心得よ。争ってはならぬ。憎しみはその身と心を燃やすと心得よ。殺してはならぬ。人の道を逸れた者にルクスさまの救いはないと心得よ。(2)

・愛せ、慈しめ。(3)

・夜が明けるとそこに光が満ちるように、ルクスさまはそこにいる。愛せ、慈しめ。そして理解せよ。ルクスさまが常にそこにあることを。(17)



【ユス教】

・日曜は対話をやめ勉学に励むこと。(18)

・神という名の真理を知れ。真理を追い求めよ。人間が生まれた意味を追究せよ。恒久的な理想の世を創れ。(23)

・信頼とは、綱を渡るのではなく、綱を結ぶようなものだ。(24)

・他人の荷を背負うな。自分の荷を他人に背負わせようとするな。(24)

・考えろ、そして動け。(29)

・目を閉じよ。信頼とは、しるべとなる綱を結ぶようなものだ。闇にて身を委ねられる相手こそ、真に信頼できる相手である。(29)

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