応援コメント

☆第15話 ミナの記憶に残るもの」への応援コメント

  • 霧里様の企画から来ました。読むのが遅くなってしまい、大変申し訳ございません。こういうファンタジー要素の無い中世の物は読むのが初めてでしたので、とても新鮮でした。ではまず印象に残ったシーンから書かせて頂きます。

    一つ目は妹のミナと兄のレイヤが母親の死を乗り越える、というか蓋をするシーンです。やはりとても辛いのがすごく伝わってきて、幸せになって欲しいと思いました。

    次にミックがミナを守るシーンです。自分も危険な状態なのに、それでも幼いミナを守ろうとするミックには心打たれました。

    次に気に入ったキャラです。

    まずはミックですね。先程のシーンももちろん気に入った理由なのですが、その上神に対する信心深さなど、とても魅力的なキャラでした。

    次にすみません、三人になってしまいますがレイヤとミナです。母親を亡くしてしまった二人には強く生きて欲しいと思いました。

    最後に、読むのが遅くなってしまい、大変申し訳ございません。二月が中々忙しくなってしまい、読む時間があまりありませんでした。こういった系統の作品は読んだ事がなかったのですが、とても素晴らしい作品だと思ったので、これからも頑張ってください。

    作者からの返信

     ミック、ミナ、レイヤの三人を挙げてくださりありがとうございます。作者としても思い入れのあるキャラですので嬉しいです。
     レイヤとミックはいがみ合っていますが、ミナを守りたいという気持ちは同じなんですよね。この無常な世界を彼らは今後どう生きていくのか。また足をお運びいただけたら幸いです。

  • この兄妹がすごく好きになりました。
    特にレイヤ。
    私の中では序盤は嫌な奴という印象でしたが、必死で生き抜く彼らの姿がそれを変えてくれました。


    作者からの返信

     ありがとうございます! レイヤの印象の逆転は狙っていたので、そんな風に言ってもらえて嬉しいです!

  • 朝斗様

    霧里様の自主企画「物語の演出&表現を深めたいっ!!」から参りました。水野でございます。拙作に暖かいコメントを賜り、誠に有り難うございました。
    朝斗様の作品を拝見させていただいてからだいぶんコメントが遅くなりまして申し訳ございません。少々私事に追われておりました。重ねてお詫びを。

    まずは15話までの印象を申し上げます。
    綴り方は淡々と時に場景は優しいにも関わらず、宗教対立と言う重厚なテーマに相応しく、翻弄される少年少女、信徒たちの背負う運命のなんと過酷なことか!
    今回の企画は15話までとの事でしたのでまずは15話まで拝見いたしましたが、読書時間は大変充実したものでございました。
    有り体に申し上げますと「好み」の作品と出会えた!と心踊らせております。

    それでは本題の
    ①1~15話まで読んで『一番印象に残ったシーン』を2つ。

    一つは10話、新王即位の日から、捕縛されるミック君がミナちゃんを守ろうとするシーンでございます。
    自分の身が危機にさらされて居るにも関わらず幼いミナちゃんを案じているミック君に胸を打たれます。この優しい少年の運命がこれからどうなって行ってしまうのか、続きを拝見するのが楽しみのような怖いような。

    二つ目は7話、ラストのお父さんが駆け寄ってくるシーン。
    短いセンテンスが衝撃をよく表していて、思わずあーっと声が出ました。
    お父さんが命を取り留めた事はさいわいでしたが、けして軽傷とは言い難い怪我ですので彼の行く末が大変気がかりです。

    さて、
    ②1~15話まで読んで『一番に気に入ったキャラ』を2人。
    ……ですが、2人では足りませんので、ミック君とミナちゃん、ミナちゃんのお兄さんのレイヤ君、の3人を上げたいと存じます。
    それぞれが本質的に家族を思いやれる優しい子たちであるにも関わらず、15話の時点で解り合うことも出来ない事実が哀しい、のです。ですがそこがまた、良い……

    現時点では以上で御座いますが、ここからは一読者として先の物語を噛みしめ噛みしめじっくりと拝見させていただきます。
    乱文にて失礼いたしました。
    重ね重ね有り難うございました!

    作者からの返信

     酒魚さん、心の温まるコメントを誠にありがとうございます!

     実は、第一章の中でミックの父親を書くのが一番難しかったので、彼のささやかな描写を目に留めていただいて嬉しく思います。
     ミックは神依士見習いという立場にありながら、信徒を守る力がないことを恥じています。捕縛されたときのミックが、自分の行く末よりも幼い信徒の無事を祈ったのは、彼の神依士としての矜持かもしれません。

     三人が本質的に優しいのに分かり合うことができないという点は、鋭い指摘に感服いたしました。別々の立場にいる人物たちをそれぞれ主人公に据えて書いているのは、分かり合えない心の内をさらけ出したかったからかもしれません。(そもそもレイヤに関しては、ミナがいなければ優しい子には育たなかった気がしますがね……)
     ネタバレというほどでもないので書いちゃいますが、もう少し先の話で、レイヤから見た神殿のシーンが登場します。ミックからの描写とはまた違った印象を受けると思うので、もしよかったら、また感想もらえたら嬉しいです✨

     本作が素敵な読者さんに巡り合えたことに感謝いたします。感想すごく嬉しかったです。本当に本当にありがとうございました。
     レーキの物語も楽しみにしています!

    編集済

  • 編集済

    遅くなってしまいましたが、自主企画「物語の演出&表現を深めたいっ!!」から参りました。

    ①『一番印象に残ったシーン』
    強く残ったのは母の死ですね。
    あまりにも無惨で呆気なく、母親が目の前で殺された光景を目の当たりにした時、最早喪失感しか湧いてこないというのがとても悲しい。読んでる側からすればとても悔しい気持ちに襲われます。

    この場面からの14話で、胸が締め付けられました。
    母はいないと、残酷に突き放さなくてはならないのがなんとも苦しい。

    ②『一番気に入ったキャラ』
    レイヤとミナには強く生きて欲しいです。
    物を盗むのは悪い事かもしれませんが、衆人の言う『罰が当たった』など、二人を知っていたら絶対に言えないですね。
    けっして生きようとする事は、悪い事では無いのですから。



    感想が遅くなってしまい申し訳ございません。宗教観が書かれた作品は自分は好きなジャンルなので、これからも応援させていただきますね。

    改めて、ありがとうございました。お互い良い作品にしましょう!

    作者からの返信

     藤原さん、返事が遅くなってすみません。嬉しいコメントをありがとうございました! この先まで読んでくださり、感謝に堪えません。
     14話のタイトルは、鹿山さんへのコメ返でも書いた通り、レイヤが独りでに喋り出した台詞でした。母と死に別れた兄妹ですが、お互いがいることでなんとか今日を生きていけているような気がします。ミナはレイヤがいなければ言わずもがな、レイヤにしても、妹がいなければここまで芯のある若者に育たなかったのではと思います。
     あらすじにちょこっと書いてありますが、この物語の第一主人公はレイヤたち兄妹です。私も彼らには強く生きていってほしいです……(どちらもある意味強いと思いますが^_^)。

     宗教観が書かれた作品がお好きというのはすごく嬉しい言葉です。藤原さんの応援を励みにこれからも頑張ります!
     リンたちの冒険も楽しみにしています~!

  • この度は自主企画に参加して下さいまして、ありがとうございます。
    物語の書き手として読み手がどこに注目しているのかは気になるところです。そして、作者が演出として仕掛けた場面がどの程度機能しているのかが気になって、今回の自主企画をしてみました。

    では、1)『一番印象に残ったシーン』と2)『一番気に入ったキャラ』については以下の通りです。

    1)『一番印象に残ったシーン』
     ①10話のミックと、彼の父が逮捕される場面。
      新王即位という祝うべき日に、それとは対照的にルクス教徒が逮捕される。新王を祝う歓声が街を彩るなかで、罵声を浴びせられ殴られ泥に汚れるシーンが想像されて何とも言えない感じです。この場面が印象に残りましたね。

     ②11話の母の死の場面。
     第一章は神依士という教えを説く立場のエピソードに対して、第二章は信徒とその家族の目線からのエピソードなのですね。同じルクス教徒なんだけど、立場が違うと語られる物語も大きく違って見える。その象徴として、この母の死のシーンは強く印象に残りました。
     

    2)『一番気に入ったキャラ』
     ①ミック。
     これからルクス信徒として歩んでいくミックに興味津々です。神依儀を受ける前のミックは、その多感な時期に迫害という凄惨な現実を通して一体どのような人間になっていくのだろう。って、彼の行く末が気になりました。

     ②レイヤ。
      母の死を経験したレイヤ。ルクス教徒であるという理由だけで人権も人格も否定された母の姿を見て、彼は今後ルクス教徒の弾圧に対してどのように関わっていくのかが気になるところです。レイヤの傷ついた心、もしくはルクス教徒が弾圧され傷ついた象徴であるかのような妹ミナの病気が、癒えると良いなって心から願っています。


    最後になりましたが、今回の自主企画に参加して頂けたこと、本当に感謝なのでありますっ!!


    作者からの返信

     ミックが閉ざされた環境で生きてきて、王家の実情をほとんど知らないままでいたというのが第十話のどんでん返しの肝だったかなと思います。彼は「ルクス教徒の主人公」として書いていますが、彼の行く末がどうなるのか、作者自身も分かりません(実は手元の原稿をカクヨム版に推敲した際にミックのキャラクターがだいぶ変わりまして、当初のプロットのままで良いかどうか迷っているのです)。これからも見守っていただければ幸いです。
     レイヤは「宗教をもたない主人公」という立ち位置で書いていたつもりなので、さつねさんのコメント内の「信徒とその家族」という言葉にはっとさせられました。レイヤの家族は確かにどちらもルクス教徒ですね。戦争はおびただしい数の命が死に追いやられてしまいますが、そのひとつひとつに家族の深い悲しみがあるのだと思います。レイヤの傷ついた心やミナの病が癒えるよう願ってくださり感謝しかありません。

     以前からフォローしてくださっているさつねさんからのコメントでしたから、すごくドキドキしながら読みました。感想をお聞き出来て嬉しかったです。これからも頑張ろうっていう励みになりました。
     企画運営並びに、この物語を読んでくださって、本当にありがとうございます!

    編集済
  • 霧里様の自主企画より参りました。鹿山と申します。早速ですが、①『一番印象に残ったシーン』と②『一番気に入ったキャラ』について書かせて頂きます。

    ①『一番印象に残ったシーン』
    ・まず、ミックさんさんとお父さんが、神殿より連行されてしまうシーンですね。国王が崩御して、王弟が即位するのかと思いきや……王太子の即位。そしてルクス教の徹底的な弾圧宣言。ミックさんが傷を負い、恐怖しながらも神を信じ、祈り続けた後の無慈悲な現実……これは大変心にきました。物語を読み進める手が止まりません!

    ・次は、朦朧とする妹のミナさんと兄のレイヤさんが亡くした母の記憶に蓋をするシーン。2人ともの悲しみや、苦しみが痛いほどわかって本当に切なかったです……どうか幸せになって……。


    ②『一番気に入ったキャラ』
    ・まずは、ミックさんです!彼の神に対する信心深さ、健気さがありありと伝わってきて、非常に魅力的なキャラクターでした。彼のこれからの成長が大変楽しみです。

    ・次は、レイヤさん。母の凄惨な死の後、必死に妹を守り、生かそうとする姿には本当に胸を打たれました……そして、もういない母を呼び続ける妹の姿や、母の死に苦悩する姿も切なくて泣けました……どうか幸せになって……(切実)


    宗教間の対立から生じる、残酷な争いが生々しく表現されていて、大変読み応えのある作品でした。そして、その争いの渦中で苦しむ人々の心情、それぞれの生き方……本当に深みのある物語性で、読む手が止まりません。

    素敵な作品を拝読させて頂き、心から感謝申し上げます。

    これからも、影ながら応援しております。

    作者からの返信

     ありがとうございます! 心のこもった感想、とても嬉しいです。

     この小説は、宗教戦争に巻き込まれ、翻弄される人々の人生を綴ったものです。複数の主人公が物語を進めていきますが、恐らくどの人物の目から見ても凄惨な現実があるんだと思います……。幸せになってほしいと言ってくださって本当にありがたいです。頑張れレイヤ。
     「母さんの名を呼ぶな!」は、当初のプロットにはなかった展開で、筆を動かしていたらレイヤが独りでに喋り出した言葉でした。作者としてもこの回は印象深いシーンです。
     ミックを気に入ってもらえて嬉しいです。この物語を考えたとき、一番に生まれたキャラクターはミックでした。彼は十話以降しばらく出て来ませんが、変わらず応援してくださいませ。

     最後に、「読む手が止まりません」という褒め言葉が一番嬉しかったです。これからも、鹿山さんの期待に応えられる作品作りに努めていきたいと思います。
     この度は本当にありがとうございました!

    (追伸:鹿山様の作品の感想を書けておらずすみません。とてもおもしろい作品でした。読み返しながら感想をまとめたいので、週末辺りにコメ欄にお邪魔しますね!)

  • 色々と争いの種は絶えないけれど、工場で金属加工をしている位の文明レベルになると針金があるのもうなずける、また鉄くずを金物屋に売りに行くという具合から見ても、鉄や金属をかなり生産出来てる背景がうかがえるので、結構、技術水準の面では高いものがチラホラ見える気がする。

    作者からの返信

     技術水準かあ……😅(下調べが十分でないことがばれた💦)。
     自動車とかはないですね。しかし馬車はありまして、その車体が金属製のものもある感じです。武器に関しては今まで描写されている通りです。