Web小説を読んでいると、たまに『とんでもない作品』と遭遇するのですが、いや~~~コレもまさしく超とんでもない作品だと感じましたね。まだ冒頭の一話なのに、凄まじい情報量と表現力です。
娘を愛する資格も気持ちもないように見えて、無意識に撫でたり娘の死には怪物さながら激昂する母親……。こういうのに弱い。夫のアルビオのことも気になります。
コレで終わりではなく、全てはココから。どんな物語になるのか、注目したいと思います。
作者からの返信
なんともありがたいお言葉をくださるもので……
一話目はほぼ一万文字ありますからね、脱落される方も多いのですがお気に召していただけたようでなによりです。
昨日ツイッターでRTリプさせていただいた梓馬です。早速読みに参りました。
始めのcutionのような演出がすごく好きです。本文はこれからですが、第一話拝見して、とても読みやすく、緻密な描写にほっとします(いえ、WEB小説の主流は軽すぎるのが逆に読みづらく…)。
ここまで書いておいて「ほっとしていい内容なのかーーーー!?」と自己ツッコミしたくなる展開もまた楽しみです。
読んだ後にぽちぽちと遡って応援連打してしまうこともあると思いますが、「来たな」程度にお付き合いさせていただければ幸いです。
では進みます。
この序章だけで、早くも一作の長編を読んだかのような満腹感に……いや、この凄惨な内容をそんな言葉で形容するのが適切かはわかりませんが、とにかく「あぁ、凄いものを読ませてもらった」という感情に満たされますね。
自分が殺されるだけなら粛々と受け入れられても、我が子の命まで奪われるとなったら我を忘れて暴走してしまう……その心情がありありと伝わってきます。母を虐げた村の者達も、娘を殺した街の者達ももう居ないのに、彼女の心はこの後も晴れることを知らず、虚無感にも似た怒りと憎しみに苛まれ続けるのでしょうね……。
ところで、儀式の祝詞は流石に分からなかったのでGoogle翻訳先生に頼りましたが、人名にしても複数の言語圏の感覚がミックスされていて面白いですね。概ねどのあたりの文化圏を想定されているのでしょうか。
作者からの返信
あら、ありがたいお言葉をくださるものですね。
まぁ出だしは肝心だと聞き及んでいましたので、思いっきりやらせていただいた次第にございます。
そうですね……憎むべき相手は全て消えてしまいました。しかしこの手の炎は一度灯ったが最後、易々と消えることはありませんから。
祝詞については古い言語を参考にしていますので、中々わかりにくいと思います。
ノルド語をメインにしていますね。
繊細で緻密な描写が凄惨さを際立たせていますね。
ゆっくりですが読み進めます。
作者からの返信
お読み下さりありがとうございます。
病床からこんにちは、ようやくお邪魔しにまいりました!
なるほど、ここまでが夢…なのでしょうか?(であってほしい)凄惨を凄惨で塗り固めた内容でしたが、予知なのか、あるいは未来からの警告かなにかなのか…!どうして自分の名前が伏せられていたのか、儀式はなぜあんな禍々しいものになってしまったのか、角の意味は…など、気になる要素が盛りだくさんですね。
苛烈な表現なのにどこか美しい…わくわく読み進めていきます!
作者からの返信
お読みくださるのは有り難いが、これは病床で読むものではないぞよ…
夢といえば夢だけど、ただの夢ではないのです。過去からの警告、もといお願いですね😊
引き続きこの鬱くしさをお楽しみあれ😊