7話 修行開始&初戦闘、そして魔法

 昨日と同じようにまた街の外に出て、身体強化を使って軽くジョギングして街から離れた。


 昨日はというと、やっぱり魔法を使えた事が嬉しくて(身体強化だけだけど)、やっぱりどこか浮かれてて、気づいたら魔力がなくなってた。

 結構遠くまで来てたみたいで、帰るのにすんごい時間掛かったなぁ……6時間かかったっけ?

 まぁそんなことは忘れた。


 そして改めて、今日、一から魔力の使い方を訓練しようと決めたのである。


「さて、準備運動もしたし、始めますか」


 まず、昨日わかった事だ、剣に魔力を流して切ると、かなり鋭さを増すが、やはり魔導具ではないため、魔力を延々と流し続けないとダメだ。

 だが、切る一瞬だけ魔力を流すと切れ味がそこそこ上がる、しかも魔力消費も1とすんごいお得だ。


 ただまぁ、魔力が昨日から少し増えたとはいえ、今それをやると他に魔力を使えない上に、すぐ枯渇するだろうから、あまり多様できないって感じだな。

 まぁ、この剣が通じない相手に対して使うって感じで、今のとこはやっていこうと思う。


 次は、身体強化だ。

 これは意識しないと魔力消費は5みたいだ、何故だかはわからないが、これが俺の最適なんだろうと思う。

 そして魔力をもっと使うと爆発的に身体能力が上がる事もわかった。

 昨日は5づつ増やしていき、30まで注いだ所で魔力が切れた。

 魔力を30注いだ時は正直、自分でもこの強化はおかしいんじゃないかと思ったね。


 なぜなら、昔サーキット場で300kmを体感した時より早い気がしたからだ。

 もちろん300kmなんて出てないと思う、生身だからそう感じただけだと思うが。

 それでも、そのくらいの速さを感じたのだ。

 結局、どのくらいかは、速度計なんぞ持ってないからわからないが、

 おおよそ、250kmは固いんじゃないかと思う、そのくらいは出てたはずだ。


「いや~、あれは早かったな、防御に魔力回すの忘れて、目が開けられなくて息も苦しかったもんなぁ……」


 いやー、道がまっすぐでよかったよ、ほんとに。

 それに身体強化が終わった後、すんげー体が痛かったわ、

 どこか壊れたってわけじゃなく、筋肉痛だろうなあれは……

 なので、今度使うときはもう少し、体を防御するのにも魔力を使わなければいけないだろう。

 そしたら、強化の30と同じくらい防御にも30くらい使わないとだめだから、計60も魔力が必要になるな、

 こりゃそうそう使えそうにないなぁ……使う機会を誤らないようにしないとな。



 昨日は剣を振るった瞬間に魔力を一瞬通すのと、身体強化はどの程度まで使えるのかだけで終わってしまった。


「今日からは、身体強化をしたら、力がどの程度あがるのか、後は適当に魔物を探して、それで防御がどのくらいかを試したいね」


 もちろん痛いのは嫌いだから、慎重を期すよ、これで死んだらバカみたいだもんな。


「よし、そうと決まれば、さっそく村の北側で狩りをしますか!」


 この村は、南はほぼ魔物が出ず、西も出にくい、よって北か東が狩場なのだが、東は魔物が多いらしいから、必然と北側ということになる。


 そして村を出て、20分ほど……


「お?あれはウサギじゃねぇか?」


 この村に来る時に見たウサギに似ている気がする。

 そういや、魔物や動物の図鑑みたいのは見てないな、まったく、なんの為に図書館に行ってたんだよなぁ。

 まぁ魔法ばっか探してたからなんだけどね。


 そんな事を考えながら、さっそく身体強化して、一瞬でそのウサギまで近づいて剣を振るう。


 ザシュッ! っと一振りでウサギの頭部を斬り飛ばす。


「後ろから気づかれる前に斬れたな、やっぱ身体強化すげー便利だな」


 斬られて動かなくなったウサギを見ながら、このウサギはなんて名前だろうと考える。

 ラギラビット以外にウサギの動物いるのかなぁ?なんて考えてると、

 何やらぼんやりと、そのウサギの上に文字が浮かんできた気がする。


「なんだ? なんか浮かんできたぞ」


 そこには、ラギラビットという文字が浮かんでいた。


「ん? なんかラギラビットって出たけど、なんだこれ?」


 急に文字が出てびっくりしたが、これがなんだか暫く考え込んだ。


 ん~、妄想で文字が見えてるわけじゃないし、目の錯覚でもない、

 最初は見えてなかったはずだ、なぜ急に見えるようになったのか。


 色々考えてみるが、見当がつかない。


「ん~、これ魔法なのか?」


 ふと、そんな事を呟いてみた。


 ん? 待てよ? ……今なんて言った? 魔法かもしれない……?


「あ! ……これ魔法か!?」


思わずステータスをチェックしてみた、すると・・・


「魔力が6減ってるぞ! これ魔力1使った魔法じゃねぇか!?」


 魔力1とはほぼ最低限の魔力だ、だとすると、身体強化は5でそれ以外は使ってないってことになる。

 魔力1の魔法は一瞬だけ剣に魔力を通して、切れ味を鋭くする魔法以外持っていない。

 しかしその技は今は使っていないはずだ、ということは、


「こりゃあれか……鑑定っていう魔法ってことになるな、たぶん」


 図書館で魔法の本見たけど、鑑定なんて魔法はなかったはずだ、ということは、鑑定という魔法はこの世界にはないか、それかとても希少な魔法ということになる。


 今ラギラビットに対して使ったのが鑑定ならば、鑑定ってのは無属性魔法の使い手しか使えないってことになるのかね?

 そう思って近くの草に鑑定してみた、すると、


「まんま雑草って出たよ……」


 なんだこれ? 雑草ったって名前くらいないもんかね?

 それともどうでもいいものには名前すら付いてないのかな?


 確たる証拠もないまま、草木じゃダメだと思い、動物か魔物を探しに行った。

 動物とかなら名前付いてんだろうと思ってだ。


「でもさっきから20分くらい歩いてっけど、全然出合わねぇんだよなぁ」


さらに10分ほど歩いてみる、すると、ようやく見たこともない動物が現れた。


「なんか狼っぽいな、犬? ではないよな、よし、鑑定で出るか!?」


 そう思い、鑑定って言葉に出しながら、あの生き物がなんなのか念じてみた。


「お? 出た!! ……ありゃ普通のウルフって出たな、動物なのかね?」


さらに詳しく見てみると、


名前 ウルフ

性別 オス

年齢 5

種族 動物

特性 主に群れで活動する動物



こんな感じで出てきた。


「うん、こりゃ鑑定って魔法で合ってるわ……しっかしなんで急に使えるようになってんだ?」


 そんなこと考えてると、そのウルフがこっちに気づいてしまった。

 ありゃ、隠れんの忘れてた……


 ワオオオオオーーーン!!


 ウルフが一鳴きすると……うわっ後ろの方からゾロゾロと十数匹のウルフが出てきやがった!!


「うわ~……こ、こりゃ何気に人生最大のピンチじゃねぇか……?」


 こりゃ逃げるべきか? なんて悠長に考えてたら、ウルフが物凄い勢いでこっちに向かってきた。

 戦闘経験なんてない俺には、適切な判断が全く出来ないようだ、こんな時にのんびり考えてる場合じゃなかった。


「こうなりゃやるっきゃねぇ!」


 剣を構え、先頭で飛び掛ってくるウルフを身体強化した動きで交わし、交わし様に剣を振るう。


 ザシュッ! っと胴体を真っ二つにすると、


「あれ? 俺ってば強いんじゃねぇか?」


 なんて馬鹿な事を考える、これがいけなかった。

 戦闘経験の無いやつは、少し上手くいくと調子に乗る、そう、今の俺みたいに。


「どんどんこ~~い!」


 なんて言いながら、飛び掛ってくる狼共を根こそぎぶった切っていく!


 ――ザザン! ザシュザシュ!


 と、一振りで2匹斬り、返す刀でまた2匹斬るなんて事もやってのけた、


「いけるいける~! なんだ俺つえーじゃねぇか!」


 なんて思ってると、そりゃあ足元掬われますよね、今みたいに……


「いって~~~!? なんだ!?」


 見ると後ろから回りこまれて思いっきりアキレス腱に噛み付かれていた。

 すると、一気に移動に弊害で出て、飛び掛るウルフを避けられなくなってきた。


「やっべ!! やばいぞこれ!?」


 調子乗った報いが来たとそんな事を頭の隅に考えながら、この状況をなんとか打開できない物かと、焦る頭で考える。


「くっそ! ……足やられたから移動はできない、動きもキツイ、なら後は何がある!?」


 何とか10頭以上は倒したが、残り5・6頭がきつい……やつら連携を取ってきやがった……

 思い出した、狼って本来は群れで連携して狩りをするんだった・・・

 今回は、若い狼が一気に襲ってきたから何とか10頭くらい倒せたが、残ってるのはそれなりに狩りが上手いやつらじゃないのか?


 そうなると、こっちをジワジワ弱らせてから殺る気じゃないのか?


「そうなるとこっちに勝ち目はねぇな……どうするか……」


 考えろ、冷静に考えろ……こっちは体中傷だらけだ、なんとかアキレス腱を噛まれたところ以外は、傷は浅い、

 この状況でこいつらを倒すにはどうするか。

 そうやって考えている間も、ウルフ達の攻撃は俺の隙を付いて猛威を振るってきやがる。


「くっそ、こっちがダメージ負わなきゃ相打ちみたいに倒せんだけど……」


 ん? 相打ちみたいならいける?なら防御に魔力使えばいいんじゃないか?

 そう思い、今飛び掛って来たウルフの攻撃される箇所に魔力を流し込んでみた、

 すると、


「お!? 痛くねぇ!! こりゃもらった!!」


 相打ち覚悟で攻撃されると同時に首を刎ね飛ばす。


「よ~~っし! これならいける! 魔力は……まだまだあるぞ!」


 魔力は最大が140だが、身体強化は3回しか使ってない、そして鑑定が3回、防御が1回だけ、

 つまりま~だまだ魔力が余っている。


「ふっふっふっ、こりゃ逆転の目が出てきたな!」


 急に光が見えてきて、さっきの焦りなど吹き飛ぶような気分だ。

 やっぱり弱者のように怯えてるのが一番ダメなんだと気づかされた。


 狼共は今の光景を見て、ゆっくり狩るのをやめたみたいだ。

 1匹を残して4匹が一気に襲い掛かってきた!


「甘いっつーんだよ! 全身に魔力防御だ!」


 4匹の攻撃にも、カスリ傷負うこともなく、一瞬で剣を二振りした。


 ――ザザン! ザシュシュ!!


 一太刀で2匹を屠り、返す刀でまた2匹、

 戦闘の始めに余裕があった時に出来た芸当が、今また出来た。


「よ~し、やっぱり余裕があると、いつも以上の力を簡単に出せるな」


 戦闘経験が無かった俺には、この経験が物凄い役に立つだろう、おまえらはその糧にさせてもらうぞ。

 なんて考えてると、最後の1匹、リーダーなのだろうか、そいつが急に逃げ出した。


「は? 逃げんのかよ! 狼ってこんな頭良いのか!?」


 勝てないと思ったら逃げる、これは弱肉強食の世界において、一番大事な事だろう、

 しかしそれが出来ないやつが多いから、死ぬわけであって。


「おまえは頭が良い、だが相手が悪かったな!」


 逃げる狼に向かって、魔力を右手に思いっきり宿す、そしてその右手に持った剣を思いっきり投擲する!


「うおりゃっ!」


 おまえはM○Bのチャップ○ンか!? って言いたくなるような剛速球が(球じゃないけど)、逃げ出したウルフ目指してすっ飛んでいった。


 ギャヒィンッ!!


 って一鳴きしたと思ったら、剣はウルフを突き抜けていって、見えないところまで飛んでいった。


「あれ? どこまでいくの!?」


 ウルフを倒した事より、投げた剣がどこまでも勢い衰えずにすっ飛んでいくのを見て、ちょっと飛びすぎじゃない? なんて考えていた。


「と……とりあえず勝ったからいっか……な?」


 なんとも締まらない最後だなと思いつつも、今生きてる事に感謝しようと思った。


 改めて、自分や周りを見渡してみると、ひどい有様だ。

 体はボロボロ、周りは血だらけ、狼は首や胴体がぶっとんでる。

 一体どんな状況だよこれ……


「これが初戦闘ってことでいいんだよな?……いきなり10数匹に襲われるって、我ながらツイてないわ~……」


 そんなことを思いながらも、体の傷をどうにかできないかと思う。


「体はいいんだけど、アキレス腱が……正直歩くのもキツイぞこれ……」


半分切れている感じがする、これどうにか出来ないかな……?


そう思い、魔力をアキレス腱に注いでみる、最初は全く効果が無かった。


「ん~、なんも意味がないな……治ってくれるとありがたいんだけど、治癒を高める感じで魔力通すのかな?」


なんて思い、治れ~治れ~……と念じながら魔力を通してみる、

すると、


シューーっとでも聞こえてきそうな勢いで、見る見るうちに治っていく。


「お? おお!? なんじゃこりゃ!?」


 傷ついたのを逆再生でもしてるかの如く、急速に治っていくのを見て、腰を抜かしそうになった。

 なんとか踏ん張りながら、完全に治るのを見届けると、治した足を動かしてみる。


「うん……治ってるよな?……四股踏んでも痛くない、治ってるぞ!?」


 ま……魔法ってすげ~~~! ……なんて思ってみたけど、これ魔法なのか?

 回復魔法? ……え? 回復魔法って無属性でも使えんの? 回復魔法って光魔法かと思ってたんだけど、自分の体には無属性でも使えるのかね?


 たしかに体の外に魔力を出したわけではないから、不思議ではないんだけど、こんなに一瞬で傷が治るほどの効果が出るもんなのか?

 まぁ出来たんだから、素直に喜びたいんだが、あまりの出来事にちょっと、思考が追いつかない。


「ま……まぁ、出来たんだからいっか! 他の傷も治しますか!」


 っと、その前に、ステータスを見てみた、魔力の残りが84だ。

 防御と強化に結構使ったからな、後、回復もいくらか使っただろう。


「よし、他の傷を治す前は84と、全身治したらどの程度減るかな」


 そう思い、全身の傷を治すように魔力を隈無く送っていく。

 すると、傷が綺麗さっぱり消えていく。


「お~……すげーんだけど、なんだろ、怖いわこの回復力……」


 とりあえず、全身を見て、傷が無い事を確認する。

 よし、綺麗に治ってるな、後は魔力がどの程度減ったかだ。


「69か、てことは、全身のあんまり深くはない傷は15もあれば治るのか、すげー効率いい魔法だなこりゃ」


 自分でもちょっと呆れてしまうが、まぁ自分自身にしか掛けられないだろうから、こんなもんかなと思っておく。

 そのうち、怪我せずに戦い続けられなくなるだろうから、これでも多いよ!って時が来そうで怖いけど。


「よし、まぁ傷はおっけ~として、この狼達どうするかね……」


 魔法袋を持ってることに今さらながらに気づいた。


「あ、ポーション使えばよかったじゃん……焦ってて気づかんかったわ……」


 まぁ、今はよしとしよう、それで狼達だが、魔法袋に入れるのはなんか勘弁願いたいな。

 入れてるもの全部血だらけになりそうだ……


 こんなときアイテムボックスみたいなのあれば便利なのになぁ。


 なんて思いながら、アイテムボックスをイメージしてみる。


「異空間の入り口を開けて、そうそうこんな感じで、それで中は無限大まで広がってて……」


なんて想像してみるんだが、なんだか目の前にそれが映し出されてないか?

って、


「こりゃ本物じゃないか!?」


 びびった! 目の前になんか変な空間が浮かんでる!!

 なんじゃこりゃ!?


「え? なに? なにこれ……今アイテムボックスをイメージしてたんだけど、それが目の前にあるって事?」


 何やら鑑定の時と同じような事が起きてるのだろうか、

 また知らずのうちに、魔法を使ったのかな?

 てか魔法なのかこういうのは?


 鑑定の時も思ったが、アイテムボックスは無属性なのか?

 時魔法系だと思ってたんだが、今目の前にあるのはアイテムボックスだよな?

 あれ? アイテムボックスって見えるのか?


「ちょっとアイテムボックスじゃないんじゃないかこれ? だって入り口見えてるしなぁ」


 なんて思ってると入り口が見えなくなった……


「はい!? 消えたぞ今度は……え? もしかしてちゃんと見えないアイテムボックスになったのか?頭の中でイメージしたら出したり入れたりできるやつ?」


 そう思い、ここら一帯に転がっている狼共をアイテムボックスに入れるように念じてみる。

 入れー入れー、血ごと入ってしまえー……

 すると、


 スーっと消えるようにすべての狼がいなくなった。


「あ……消えた」


 なんて間抜けな声を出してしまった。

 え~……アイテムボックスの魔法を俺が作ったのか? それとも最初から持ってたのか?

 そこら辺がよくわからない、この世界の人間は、みんな最初から持ってるのかね?


 ん~、よくわからないので、今は気にせず後で調べよう!

 うん、そうしよう。


「さってと、わからない事は置いといてっと、後は剣だな……どこまで飛んだんだよ」


 ちょっと投げた方に向かって歩いていくが、見つからない。


「ないなぁ、あの剣をイメージしながらアイテムボックスに入れーなんて思ったら入らないかね?」


 まぁ無理だよな、なんて思い、アイテムボックスの中にあるものを一覧で見れるように念じてみた。


「あ、出てきたぞ……そしてあったよ……剣が」


一覧が出てきたと思ったら、


 ウルフ 18体

 鉄の剣 1本


 なんて出やがった……

 べ……便利だね!


 なんてアホな事を思いながらも、まぁ便利なんだからいいじゃないかと、自分を落ち着けてみる。


「なんか俺って身体強化以外できないと思ってたけど、なんか便利な魔法が色々と使えるんだな……」


 まぁ使える物はしょうがない、これが悪い事ならば仕方ないが、良い事ばっかりなんだもん、

 今は素直に喜びますか~!

 ってな具合で、魔力も半分以下になったし、なんかすんごい疲れたので、宿に帰る事にする。


「はぁ~、いきなり狼の群れに襲い掛かられるわ、魔法が色々使えるようになるわ、頭の整理が追いつかんわ……」


 良い事も悪い事もあった、だがとても収穫のあるひと時だったなと思いながら、明日確認する事を頭に思い浮かべながら、宿に帰っていった。

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