応援コメント

はかない恋の花言葉」への応援コメント

  • 森緒 源です。
    拝読しました。

    小学校、夏休み、朝顔、転校生というと、もう儚い初恋のシチュエーションが全部揃っていますね。

    こうした材料を全てきちんと生かして読者にしっかりとした共感と優しい読後感を与える作品になっていると思いました。
    文章の技術の高さ、場面表現の筆致も素晴らしく、見習いたいと思える作品ですね。

    作品の内容としては、主人公の阿部くん目線で描かれていますが、私個人的には、拝読しながら小笠原さんの方の心理はどうなんだろう?…という興味を持ちました。

    たぶん彼女も阿部くんには好意を抱いたと思いますが、転勤族の家庭ゆえ、好きという感情を持っても全て儚く終わる関係になることを自分だけが分かっている訳ですから…そういう物語でもある訳ですね。

    拝読出来たことに感謝します。


    では。

    作者からの返信

     森緒 源様、コメントありがとうございます。
     色々と褒めていただき恐縮です。
     感想をいただいて改めて思ったのですが、このように男の子側が一人称の作品の場合、女の子側の心境は記述できないので、そこをいかに読者に察していただくか、というのもポイントになるのでしょうね。ヒロイン側について色々想像していただけて、とても嬉しいです。

  • アサガオの花言葉からの繋がりが夏休みっぽくてよかったです。
    男の子がちょっとムキになっているあたりも可愛くて素敵でした!

    作者からの返信

     @chauchau様、コメントありがとうございます。レビューもありがとうございました。

     今の時代はどうだかわかりませんが、私が子供の頃はアサガオの観察や朝のラジオ体操が小学生の夏休みの定番だったので、そうしたものを詰め込んだ作品にしてみました。
     それらの夏休みらしさに加えて、『男の子がちょっとムキになって』というのも、小学生の男の子らしさですよね。その点を好意的に読み取っていただけて感謝しています。

  • 後から「恋だったのだ」と気づく恋が、正に初恋らしくて好きです。
    少し切ないですが、僕にとって大切な思い出ですね。

    小笠原さんにとってもそうだと良いなと思いました。

    作者からの返信

     寺音様、コメントありがとうございます。
     書いている時は意識していませんでしたが、確かに初恋って、初めての恋なだけに本人も恋愛感情というものを理解していない(気づいていない)という場合も多いのかもしれませんね。
     子供の頃は男の子より女の子の方が早熟、というのは執筆当時も意識していたはず。男の子本人よりも女の子の方が彼の気持ちを察していた可能性も考えると、『小笠原さんにとってもそうだと良いなと思いました』と言っていただけて、とても嬉しいです。

  • 朝顔には、儚い恋と言う花言葉があるのですね……。
    物語を彩るうってつけの花。
    物語を拝読して、目を閉じれば、朝顔が満開の風景とほのかな恋心を抱く二人の愛らしい姿が思い浮かびます。
    素晴らしい作品でした。

    烏川様は、素晴らしい作品を起こせる方。これからも、書き綴ってみては如何でしょうか。

    作者からの返信

     美ぃ助実見子様、コメントありがとうございます。
     作品そのものに対する感想も嬉しいですが、『素晴らしい作品を起こせる』『これからも、書き綴ってみては』という前向きなお言葉に、深く感謝します。

  • 青い朝顔がビッシリと咲き誇っているんだろうなってイメージが湧きました。入谷の朝顔祭りは行ったことがありませんが興味深いです。再会できることを祈って、白い朝顔を手元に置きたくなるエピソードですな★★★

    作者からの返信

     愛宕平九郎様、コメントありがとうございます。
     作中では、子供の(偏った)知識として「アサガオの花言葉は、はかない恋」と書きましたが、もちろんアサガオには他にも花言葉があって……。特に、色にこだわると、今回の「はかない恋」は青色の場合であり、白色ならば「あふれる喜び」「固い絆」、紫色ならば「冷静」になるのですよね。
     愛宕平九郎様の『青い朝顔がビッシリと咲き誇っている』『再会できることを祈って、白い朝顔を手元に置きたくなる』というのは、この点を強く意識した、素敵なコメントだと感じました。

  • 婭麟でございます。
    儚すぎる恋ですね……
    朝顔懐かしいです(≧∀≦)
    夏休み懐かしいなぁ……❤️

    作者からの返信

     婭麟様、コメントありがとうございます。
     子供の頃は夏休みの宿題が嫌だったものですが、大人になってみると、それも含めて『夏休み懐かしい』と感じますね。
     また、小学生の頃の淡い初恋。具体的な内容こそ違えど、誰でもそれっぽい思い出があるのではないか、と思いながら書いた作品でした。