233冊目 『おおきなマンドラゴラ』【詩・童話・その他】★

【業務日誌】

9月27日(水曜日) 曇


 皆さま、おひさしぶりです。こんにちは。

 あさぎ図書館 館長の、浅葱あさぎ ひな です。


 この図書館では、館長であるわたしが、ここ『カクヨム』で読み終えた、または連載中の、おもしろい物語や素敵なエッセイを、皆さまにご紹介させていただいております。


 開館以来、多くの読者さまにご来館いただけて、嬉しい限りです。皆さま、ありがとうございます。総来館者数も12kpvを超えました。更に、ご紹介させていただいた物語やエッセイが、ついに230作品を超えました。

 これからも、素敵な物語をご紹介してまいります。改めて、今後とも、よろしくお願いいたします。


 さて、前回ご紹介させていただいた、『ミステリー』はいかがでしたか?

 ショートミステリーとしては、なかなか秀逸だと思います。著者さまご本人の検証(別作品ではありますが)もなかなか……。


 さぁ、久しぶりの、あさぎ図書館の233冊目、今回は『童話』のジャンルからです。

 皆さまも読んだことがあるかもしれない童話が原題に……。でも、物語は壮大です。


★ 初の自主企画。 『あさぎ図書館 課題図書選考委員会』

    https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054918265556


★ さらに自主企画。 『あさぎ図書館 蔵書増強計画!』

    https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054951043837


★ 夏休み限定自主企画。 『推薦図書を推薦するエッセイ等の本棚!』

    https://kakuyomu.jp/user_events/16817139557655390534

    ご紹介エッセイの本棚です!



【読書日誌】


☆ 小説タイトル:おおきなマンドラゴラ

      https://kakuyomu.jp/works/1177354055361972592

☆ 著者:きょうじゅ

☆ 小説情報:【詩・童話・その他】 完結済 1話 1.528文字


【うんとこしょ、どっこいしょ、それでもマンドラゴラは抜けません。】


 どこかで聞いたことのあるナレーションですが……?

 引っ張るモノが変わると、これほどまでに壮大な『童話』に生まれ変わるのです。



☆ ひな館長のおすすめポイント!


  ◎ ひな館長のレビュー

【あなたは、この童話を爆笑することなく、未来へと語り継げていけるか……?】


  ◎ 感想


 原題は、たぶん……、おじいさんが◯◯を引っ張る、でも抜けません! の童話だと思いませんか?


 でも、◯◯がマンドラゴラに置き換わっただけなのに、なぜだろう……、童話がファンタジーに突然変異するのです。あぁ、それなのに、物語のジャンルは、しっかり『童話』のまま! 著者さまの思惑に、見事に引き摺り込まれてしまいそうです……。

 ◯◯にも『大きな』という形容詞がついていたはずですが、マンドラゴラの形容詞『おおきな』に、読者の皆さまはとうてい抗うことなどできようもないかもしれません。


 なにが言いたい……かと言えば、まぁ、おもしろい!

 この童話、原題に忠実で、言葉が繰り返されて(そこはご自身で確認をしてほしい)いたりするので、文字数ほどの長さは感じられません。イヤ、寧ろ、その連鎖する者たちの顔ぶれだけでも笑えます!


 ちなみに述べられた余談でさえ、規格外! イヤ、ハイペリオンが現存するのなら……、う〜ん、どうなのでしょうか? 考えだしたら、夜、眠れなくなるかもしれません。


  ◎ そして、おすすめのポイントは……!

 次から次へと増えていく連鎖の登場人物たち。その繋がりを表す文章がおもしろいのです。テンポのいい言い回しは、リズムよく読めます。

 この部分だけ読んだら、小難しいのですが、それでも読ませる文章の妙。皆さまも味わってみませんか?


 本日のおすすめ『おおきなマンドラゴラ』は、下記URLの書架にございます。

      https://kakuyomu.jp/works/1177354055361972592

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