232冊目 『神体山(しんたいさん)殺人事件』【ミステリー】★★
【業務日誌】
5月20日(土曜日) 曇
皆さま、こんにちは。
あさぎ図書館 館長の、
この図書館では、館長であるわたしが、ここ『カクヨム』で読み終えた、または連載中の、おもしろい物語や素敵なエッセイを、皆さまにご紹介させていただいております。
開館以来、多くの読者さまにご来館いただけて、嬉しい限りです。皆さま、ありがとうございます。総来館者数も12k
これからも、素敵な物語をご紹介してまいります。改めて、今後とも、よろしくお願いいたします。
さて、前回ご紹介させていただいた、『SF』はいかがでしたか?
透明人間には必ずついてまわる現象を、逆手に取ったような物語だったと思います。貴方は気になりませんか……?
さぁ、久しぶりの、あさぎ図書館の232冊目、今回は『ミステリー』のジャンルからです。
ショートミステリーとしては、なかなか秀逸だと思います。著者さまご本人の検証(別作品ではありますが)もなかなか……。
★ 初の自主企画。 『あさぎ図書館 課題図書選考委員会』
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054918265556
★ さらに自主企画。 『あさぎ図書館 蔵書増強計画!』
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054951043837
★ 夏休み限定自主企画。 『推薦図書を推薦するエッセイ等の本棚!』
https://kakuyomu.jp/user_events/16817139557655390534
ご紹介エッセイの本棚です!
【読書日誌】
☆ 小説タイトル:神体山(しんたいさん)殺人事件
https://kakuyomu.jp/works/16817330657175877811
☆ 著者:@windrain
☆ 小説情報:【ミステリー】 完結済 4話 7.766文字
【頂上の死体と12年前の事件は繋がっているのか?そして「推理士」現る!】
僕たちは二人で僕の故郷の山に登ることになった。その山は「神体山(しんたいさん)」と呼ばれる類いの山だった。
そこで僕たちは殺人事件に遭遇し、明石の知られざる一面を目にすることになる。
☆ ひな館長のおすすめポイント!
◎ ひな館長のレビュー
【あ、最後にひとつだけ! 夢中で読んでしまいました! 僕の悪いクセ……?】
◎ 感想
このレビュータイトルがわかる読者は、かなりのミステリー通、推理マニア、そして、ある人物たちのファンに違いない! ◯京さんっ! ◯山くんっ!
そんな読者の皆さまにも、お薦めできる……と思いますよ。
このミステリーの舞台は、とある山頂。
そこには、昔、神社があった。利便性のために麓に移転された後のそこは、時が経つにつれ、荒れ果て、朽ち果て、解体されて、今では石碑だけが残されていました。
主人公の僕は、ある日、口数も人付き合いも少なく、表情も乏しく、陰で「人造人間」などと呼ばれていたりもする、ちょっと変わった友人に、そこで以前見たことを話してしまい、その、僕の話に興味を惹かれたらしい友人と、山頂の神社跡地を目指すことになったのですが……。
そこで僕たちが見つけたものは、身元不明、事件性希薄の白骨死体でした。
そして、警察での事情聴取に、この変わった友人の知られざる一面を垣間見ることになったのです。
このミステリー、この文字数(短編)で、これだけ詰め込めたら、上手を通り越して秀作だと思います。推理も、少なくともわたしには、満足のいくもので楽しめました。
◎ そして、おすすめのポイントは……!
著者さまご自身は、少しばかり物足りなく感じているようですが、この文字数でまとめ上げたことはすごいことだと思います。その妙を、皆さまにも感じてもらえれば……。
登場人物たちは、普通の人たちなのですが、このキャラでも、シリーズ化すると、その普通の部分が魅力になってくると思うのですが……?
本日のおすすめ『神体山(しんたいさん)殺人事件』は、下記URLの書架にございます。
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