217冊目 『魔法使いの召使い』【異世界ファンタジー】★

【業務日誌】

12月18日(日曜日) 晴


 皆さま、こんにちは。

 あさぎ図書館 館長の、浅葱あさぎ ひな です。


 この図書館では、館長であるわたしが、ここ『カクヨム』で読み終えた、または連載中の、おもしろい物語や素敵なエッセイを、皆さまにご紹介させていただいております。


 開館以来、多くの読者さまにご来館いただけて、嬉しい限りです。皆さま、ありがとうございます。総来館者数も10kpvを超えました。更に、ご紹介させていただいた物語やエッセイが、ついに200作品を迎えました。

 これからも、素敵な物語をご紹介してまいります。改めて、今後とも、よろしくお願いいたします。


 さて、昨日ご紹介させていただいた、『異世界ファンタジー』はいかがでしたか?  

 ちょっと変わった異世界感……、いかがでしたか?


 さぁ、それでは、あさぎ図書館の217冊目、今回のご紹介も『異世界ファンタジー』です。

 こちらは、王道の『魔法使い』が絡む物語。でも、見事な世界観が構築されてます。



★ 初の自主企画。 『あさぎ図書館 課題図書選考委員会』

    https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054918265556


★ さらに自主企画。 『あさぎ図書館 蔵書増強計画!』

    https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054951043837


★ 夏休み限定自主企画。 『推薦図書を推薦するエッセイ等の本棚!』

    https://kakuyomu.jp/user_events/16817139557655390534

    ご紹介エッセイの本棚です!



【読書日誌】


☆ 小説タイトル:魔法使いの召使い

      https://kakuyomu.jp/works/16817139557252520673

☆ 著者:ミドリ

☆ 小説情報:【異世界ファンタジー】 完結済 1話 2.000文字


【身代わりにされた召使いと魔法使いの出会いのお話。】


 お題「見えない道」で書いた2000字ショートです。

 恐ろしい魔法使いと、身代わりにされてしまった召使いのリーナの出会いの物語です。


 これが長編ファンタジーになったらどの部分になるんでしょうね。



☆ ひな館長のおすすめポイント!


  ◎ ひな館長のレビュー

【素敵な世界が綴られていく予感がする。プロローグは、ふたりの出会いの物語】


  ◎ 感想


 この物語のヒロイン・リーナは、自分の不運を呪っている最中なのである。


 体の弱い母と幼い弟を抱え、一家の大黒柱として、街の豪商に仕える通いの召使いとして働いていました。

 そんな中、母が病に倒れるのですが、その病によく効くという薬はあまりにも高額で、ヒロインが入手することはできないのです。雇い主に、給料の前借りを頼み込むが、あっさりと断られてしまいます。それどころか……?


 そして、冒頭に……。

 現在、ガタガタと揺れる馬車の荷台に寝転がされているのです。身代わりとして向かわされる先には……?


 2.000文字のショートストーリーです。さらに、そこにお題も設定されているのですが、それも見事なまでに踏襲されています。

 短編なのに、世界観の構築は素敵で、緊迫感の演出は秀逸です。

 皆さまだって、きっと続きが気になってくるはず……。そんな読後感ですら心地いいのです。


 シリーズの第1作目。プロローグにあたるであろう出会いのシーン。

 きっとあなたを、魔法使いと召使いの世界へといざなってくれることでしょう……。


  ◎ そして、おすすめのポイントは……!

 王道のファンタジーです。

 皆から恐れられる魔法使いの下に、身代わりとして送り込まれるヒロイン。長編作品のプロローグのようでもあるのですが、この一場面が綺麗に切り取られて表現されているのです。

 素敵な『魔法使い』の世界観に手軽に浸れ、ハマってしまえると思います。

 


 本日のおすすめ『魔法使いの召使い』は、下記URLの書架にございます。

      https://kakuyomu.jp/works/16817139557252520673

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