私のうつ病日記

過ぎたるは及ばざるが如し

　私の野望については前章で書いた。カクヨムでたくさんＰＶを獲得して、いずれトップページを飾り、書籍化……。

　お笑いだ。

　カクヨムでＰＶが増えると嬉しい。もっとＰＶを増やしたい。

　でも、カクヨムで多くのＰＶを獲得している作品のほとんどは小説だ。

　私は小説を書けない。プロットを作れないからだ。でも、カクヨムで、高ＰＶを獲得している作品は圧倒的に小説だ。小説が書けない私には、厳しい。

　それ以前に、私にそれほどの文章力も表現力もない。７年ほど前、いろいろあって２度と文章は書かないと決心して、筆を置いた。それから、何も書いていない。

　その私に「文章を書いてみたら」とカクヨムを勧めてくれたのが娘だ。娘は私がかつて文章を書いていたのを覚えていて、それで、声をかけてくれたのだ。

　彼女もカクヨムの１員だ。

　だから、今はまだ文章力も、表現力も、まだ未熟で、レベルが低い。

　そんな私の作品を見てくれる人がいるだけで、すごいことだ。

　そんな自分の実力を知りながら、とんでもない野望を持ってしまった。

　今は、欲張らずに、１つでもＰＶがついたら、満足しよう。その上、評価や応援があったら、思いもかけないことだ。それを喜びに書いていこう。

　自分の力量を知って、謙虚に、書くことが大事だ。

　つい、無職からの脱出を考えるあまり、大それた考えを抱き、書き急いでいた。

　途方もない目標を立てるより、目の前の１ＰＶだ。

　一歩一歩、地道に歩いていこう。そのうち、文章力も表現力も少しはましになるだろう。

　「何を書こう」と考えることは、うつのマイナス思考がなくなるから、うつにとってもいいことだと思う。

　身の程をわきまえた気持ちで、カクヨムに参加しよう。

　将来、仕事復帰できたら、いい趣味になると思う。

　野望なんて抱いて恥ずかしいことだ。

　読んでいただきありがとうございました。

　欲張らず、一歩一歩地道に歩いていこう。

　読んでいただきありがとうございました。