私のうつ病日記

書くこと

　「今日も１日が始まったか～」と朝の気分はいつもと同じだけど、今日はデイケアは休み、空いた時間は自分の好きなように使える。何を書こうかとそればかりを考えている。最近気づいたのは、他人が読んでくれる文章を書くのはとても難しいことだということだ。この作品は「私のうつ病日記」だから、ある程度、自己満足的な部分が大きいと思うけど、できれば、他人が読んでも、読みやすく、面白いものであってほしいと願う。

　私は、今、うつから猛烈な速度で回復していると思う。毎日、何かを書いて、それに反応があれば喜び、また書いて、また反応があれば喜び、この繰り返しだ。また、よりよい作品を書くためには本を読むことも、他の人の作品を読むことも必要になり、自然と、書くだけでなく、読むことも始めた。

　これに、ドラマや映画鑑賞が加われば、１日があっという間に過ぎる。書く、読む、観るの３つのことだけで、時間がいくらあっても足りない。

　幸い、来春までは仕事はできないから、時間が取れるのはありがたい。

　うつに独特のぐるぐる思考がなくなって、考えるのは「どうしたら、他人が読んで面白い文章が書けるか」ということを考えている。

　今、この瞬間に集中している。

　ただ、１つ欠点は、家事がおっくうなことだ。どんなにおっくうでも、３度のご飯は用意しなければいけないし、たまには掃除もやらなければならない。それがとても苦痛だ。

　でも、寝食を忘れて書くわけにいかないし、ここは辛抱のしどころで、ちゃんとご飯は用意して食べなければいけない。実は５キロも痩せてしまった。体重を戻すためにも、ご飯はちゃんと食べるようにしたい。できれば、間食もした方がいいかもしれない。なぜなら、文章を書くのはものすごく頭（脳）を使うからだ。脳の疲労には糖分が必要だ。甘いものを食べるのも必要かもしれない。

　来春まで仕事はしなくていいから、それまで、いかに読者が読みやすい文章を書けるようになれるか、それを目標に書くことは続けていきたい。

　あと、他の人の文章を読むことは、とてもいい刺激になるから、読むことも続けていきたい。

　うつな気分は減っている。いい方向に行っていると思う。

　これで、家事がおっくうでなくなれば、さらにいいと思う。

　読んでいただきありがとうございました。