うつ病あるある ぐるぐる思考

 うつ病になると、必ず陥るのが、ぐるぐる思考。マイナス思考を何度も何度も繰り返して、不安と自己否定でいてもたってもいられなくなる。ぐるぐる思考にハマってしまうと、とにかく苦しいし、つらい。すべてがうまくいかないような気分になってくる。うつ病が治らないのではないかとまで考える。だから、ぐるぐる思考にハマると、その苦しさ、つらさから抜け出したいがために、自殺を考える場合もある。

 

 でも、死んではいけない。まずは、ぐるぐる思考をやめることだ。そのためには、もし、ぐるぐる思考に陥っているなと思ったら、処方された頓服などの薬を飲むのがいい。死ぬまで思いつめているときには自分の力ではどうにもならない。やめようとしてもやめられない。それが、ぐるぐる思考だからだ。


 でも、少し回復してきて「あ、今、自分はぐるぐる思考におちいっているなあ」と気づけるようになってきたら、何か他に夢中になれることをするとか、身体を動かすとか、ぐるぐる思考を止める努力をちょっとしてみるのもいい。


 ぐるぐる思考にハマってしまっている時は、視野がものすごく狭くなっている。だから、視野を広げるようなことをするのがいい。ちょっと外に出てみるとか、何か楽しめることをするとか。絵を描くとか、文章を書くのもいいと思う。


 ぐるぐる思考はメビウスの輪だ。永遠にたどりつくゴールはない。


 読んでいただき、ありがとうございました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る