うつ病あるある 焦燥感

 おっくう感とセットといっていいのが焦燥感だ。今思うように動けない自分がいる。今はうつだから仕方ない、と割り切って過ごせれば、時間の経過とともに、おっくう感も小さくなっていくのに、「こんなんじゃだめだ」と自分にダメ出しをする自分がいる。「どうしたら早く良くなるのだろう」「早く良くなって働かなければ」と気持ちが急く。

 

 急がば回れとどっしり構えてゆったり、ぼつぼつ過ごせばいいのだけど、それができない。おっくう感と焦燥感の負のスパイラルとでも言ったらいいのか。


 焦らない方が、長い目で見たら、早く回復するのに、焦ることで焦燥感が回復の邪魔をするようになる。


 1度目、2度目と同じ穴に落ちないようにしたいけど、3度目も気が付くと、ほら、やっている、負のスパイラル。「早く治すにはどうしたらいいのか」って考えてる。「治す」んじゃなくて「治る」なのにね。


 うつって本当に厄介だ。

 読んでいただきありがとうございました。

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