モア・グッドバイ・ザン・ノット

ジュン

第1話

「長いお別れ」です。

ここまでおつきあいしてくれた読者の皆さんに、こころからありがとうといいたい。宣言どおり、二十四作品目まで執筆することができました。読者に励まされて。一度、休止します。しかし、急死したわけではない、書き手として。僕はものを書くことが好きです。そう遠くないうちに復帰するかもしれません。まだ、わかりませんが。人は日々変わっていくものです。復帰したら、カフカの『変身』を最初のパロディにしようか……。それまでに僕自身、成長、『変身』しなくては。けれど、そのときには、僕のことを知る人はいなくなっていて、すっかり『異邦人』になっているのかもしれない。

最後に。

『白痴』になるまで書き続けたい。『人は成熟するにつれて若くなる』というヘルマン・ヘッセのことばを借りて、結びのことばとしたいと思います。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

モア・グッドバイ・ザン・ノット ジュン @mizukubo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ