1万文字も書けたあんちくしょうを妬むより、10文字も書けた自分を褒めよう

 またマウントの話かよ……。


 文字マウントの話を目にした。


 文字数でマウントを取られたと。


 ぶっちゃけ、書けるやつは書けるし、書けない人は書けない。



 オレが通っていた講座にSFの重鎮がいるのだが、「一日千文字書けたらいい方」なんだとか。

 書いては消してを繰り返し、結局100文字残るくらいだと。

 だから、「多作・いっぱい書ける人がうらやましい!」ってずっとおっしゃっている。

 

 プロですら、文字数で悩む人もいるんだ。


 書けない人がいたっていい。


 言っておくが、10文字も書くだけですごいんだ。


 だって、0じゃないから。


 そんな自分を褒めようぜ。


 1万字も書けるやつなんて、放っておけばいい。


 うらやむものではない。


 他人と比較している限り、あなたは幸せにはならん。

 精神科医樺沢紫苑先生によると、メンタルを病む人のトップは、他人と比較している人だ。


 人と比べるんじゃない。

 過去の自分と比較する。


 10文字かけたら、勢いがついてさらに書けるかもしれない。

 過去の10文字が、あなたにとってガソリンになっていく。

 そして積み上げて、「あの10文字があったから、今の自分がいるな」って思えたら最高じゃね?


 もういちどだけ、いう。


 10文字書けた自分を褒めようぜ。

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