成果主義で書かない。書いた自分を褒めよう

 SNSで

「結果が出ないから執筆やめる」

 という人が多いらしい。


 もったいないなぁと思うが、興味がなくなってしまったなら仕方がない。


「他の目標ができたらいいですね」

 とエールを贈りたいが。

 

 筆を折った人もいれば、筆を執った人もいる。


 お笑い芸人のラランド・ニシダさんもカクヨムで書いている。

 読んだ感じだと、暗黒青春モノだ。

 2万文字の短編をアップし、今だと、4万近いPVを叩き出している。

 初挑戦ながら、すごい伸びだ。



 ひょっとして、筆を折った人はバズを期待した?

 ほしいのは、バズだけか?


「バズりたいだけ」、「評価されたいだけ」などの「成果主義」感覚はヤバイ。

 地獄しかない。


 どれだけ成果が出たとしても

「あの人のほうがPVすごい」

「他の人は応援コメントすごい」

「書籍化された」

 と、どんどん他人が気になっていき、心がすり減っていく。

 

 高評価されても「もっともっと」と、止まらなくなる。



 そもそも、投稿サイトのランカーなど、バズらせようとしている人はリサーチがすごい。

 準備の段階で、他の人とは違う。


 ランカーガチ勢は書籍化などを最初から目指しているので、準備も入念だ。


 小説を書きたくて書いているエンジョイ勢がこれをマネすると、確実に心を折る。


 ぶっちゃけると、完成しただけでもエライ。

 というか、筆をとっただけでも、一行目を書いただけでもすごいのだ。


 俺だっていまだに、気合を入れて書いたPVが一桁だったりする。

 でも、完成させるのが楽しいから書いている。

 成果主義より、書いた自分を「やった」と褒めよう。


 PV一桁でもいいじゃんって思うけどなぁ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る