オレが参考になった一般論は、四つだけ。

 インプット

 アウトプット

 テスト

 チェック、フィードバック


 この四つだけ守る。

 他は、気になったらチェックする程度でいいのでは。


「小説に一般論なんて必要なの?」

 という質問を、SNSの中で見つけた。


 それは間違っていない。

 ガチ勢にとっては特にそうで、


「成功例は自分で見つけるしかない」

「他人の成功例は、その人がたまたまうまくいったに過ぎない」


 とは、誰でも言っている。

 小説以外では、メンタリストDaiGoでも言っている。


 他人の成功例が、自分に当てはまらないのはそのためだ。


 だから「プロットは書かない人」や、「神視点どころか視点混乱しまくり」な人が、書籍化していたりする。



 ただし、


「たくさん書いてたくさん読め」


 という言葉は、「スティーブン・キング」ですら言っている「一般論」だ。


 

 で、下手でもいいから出す。

 書かなくなる人は、「色々と自分にダメ出しをして、結局出さない」ことが原因だ。

 これでは「じゃあどこがダメだったか」を自己分析でしか判断できない。

 他人の目がないため、いつまでも「読者があなたに求めている物」が分からない。

 下手でもいいから出せというのは、

「自分を肯定する」

 ためだけじゃないのだ。

「他人からの目を入れて、自分の長所を伸ばし、欠点を知って強みに変える」

 ためにも必要なのだ。

 だから、「これもテスト。修行のウチ」と思って出せばいい。




 あと、タダ書いているだけではダメで、書いたらその都度チェックして、推敲する。

 で、結果が出たら「どこがよくてどこがダメだったか」フィードバックをする。


 オレはフィードバックを疎かにしていて、五年ほど無駄にしたことをがある。

「書いていたら勝手にうまくなるはず」と、本気で思っていたのだ。

 筆は早くなりネタも無限に湧くが、面白くないから結果に反映されない。

「どれも、前に読んだのと同じ」みたいな印象を持たれているかも。



 推敲は、一番時間をかけてもいいかもね。


 ただ、上記の四つをこなせば、最低限「過去の自分」は超えられる。

 これは確実に言える。



○まとめ


 インプット

 アウトプット

 テスト

 チェック


 この四つだけ確実にこなしていけば、必ず上達はするかなーと。


 少なくとも「過去の自分は、100%超えられる」ので、是非試してみていただきたい。

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