小説学校に通う是非 まとめ(何度も言うが、エンジョイ勢は気にしないように

 学校に通ったほうがいいかもしれない人


「新人賞投稿勢だが、長編が書けない人」

 短編で頑張ってきた人。

「同じキャラを用いて、連作という形で短編を続けて書く」

 という手もある。

 オレの「枯れ専令嬢」は、それに挑戦している。


「長編は書けるが、一次選考を通らない人」

 一番通ったほうがいい人は、このタイプかも。


 大抵このタイプは、「やり方間違っている」可能性がある。

 文章力が高いのに通らない場合は、以下の部分で躓いているかも。


 投稿先を間違えている。

 キャラが弱い。

 構成が甘い。


 総じて、文章力がやたら高いのに一次選考通らない人は、

『人を楽しませる力』

 に乏しい可能性あり。


 なんというか、やたら難解なのよ。


 謎のポエム調モノローグから始まる。

 一人のキャラに思い入れが入る前に、視点がパンパン変わる。

 やたら設定が複雑。家族関係など。

 誰が主人公かわからない。

 主人公だと思っていたやつが、序盤~中盤あたりで死ぬ。

 作者のお気に入りだが、読者にとってどうでもいい人物にばかりスポットが当たる。

 全く事件に関係ないやつが、最後に事件を解決する。

 主人公が成長どころか、まったく変化しないエンド。

 あるいは、よりひどい状態になるモヤモヤエンド。

 ドアマットヒロインが、まったく逆転すらせずドアマットのまま死ぬエンド。



 それでも、

「自分が読めるんだから、相手も読めるはず」

 という幻想をいだいている。


 講座でも、そういった作品は、

「これはどういう意味です?」

 と聞かれ、「えっ?」という雰囲気になる。

 伝わってないと気づいてないケースがある。


 質問も、すごく難易度の高い質問をするが、

「それ、その作品に必要か?」

 という質問だったり。



 エンジョイ勢なら、気にしなくていい。

 ただ、投稿勢なら人の目を意識して、とは思った。


 一次選考通るなら、通わなくてOK。

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