小説学校に通う是非(プロ志望向けへの意見。エンジョイ勢は気にしないように
プロ志望向けへの意見。エンジョイ勢は気にしないように。
最近かな。
「小説学校に通う意味あるの?」
というツイートを見た気がする。
それに対して、プロアマ問わず意見が出てきた。
個人的に思うことを言う。
「10万文字もしくは単行本一冊分の長編が書けて、一次選考以上に通れる」
上記に当てはまるなら、通う必要なし。
講師でも、「それ以上は教えられない次元」という意見がほとんどなので。
むしろ「教えたら変なクセがついてイカン」という講師もいる。
「プロ志望だが長編が書けない」なら、一度コツを掴むために通ったほうがいいかも。
小説講座は「自力で長編を書けるため」に通う。
できるようになったら、やめればいい。
ていうか、やめないと講座や講師に依存しちゃうので、自分で考える頭がなくなる。
できる人は、さっさとやめよう。
毎回4本以上、新人賞に応募する事ができるなら、なおいいだろう。
あとは評価シートで自分を磨いて、どうぞ。
あと、なるべくワークショップ、つまり「描かせる講座」がいい。
描かないと身につかないので。
うちは課題提出系の講座なのだが、最近提出率が悪くなった。
座学、つまり「講師の話を聞きにくる」ことが中心になっちゃった。
それより課題出そうぜ。
課題を出してから、活きるんやぞ。そういうのは。
「長編が書ける」人でも、通ったほうがいい人はたしかにいる。
「これは……」って人ね。
「キャラも構成も、もうちょっと見直したほうがいいね」って人は。
オレがあった中では、あと一歩の人がほとんどだった。
でも、『自分はうまい』と思っている人がいるのは確かだったらしい。
うちにも一人いたらしく、そいつは人の作品さんざんディスってたんだとか。
直後、講師にコテンパンにされて泣いてやめたらしい。
オレもそいつの作品を読んだが、冒頭だけで読むのやめた。
「ドラマじゃねえ。大二病のポエムじゃん」と思ったから。
たいてい、そういう人は通わない。
通っても学ばない。あげく人の作品ディスったりする。
そういう人は、ほうっておけばいい。
気がつけば追い抜いているから。
言っておくが、エンジョイ勢は通わないように。
ほとんどの講座はプロ向けで、新人賞攻略が目標の場所が多い。
そんな中に「ただうまくなりたい」だけの人が来られても、場違い感がシャレにならない。
有益な質問も、「誰でも知っている基礎的な質問」に潰されるし。
本人もそれを気にしてしまう。
テキスト、もしくはこういった無料の創作方法を自分にあったものを探して、どうぞ。
「小説がうまくなる方法」と、「新人賞攻略法」は、ぜんぜん違うスキルが必要なので。
最後に、これだけは言う。
「道は、自分で決めましょう!」
誰々が言っていたからとか、誰々がススメていたとか、どうでもいい。
書きたいものも、進みたい夢も、自分で決める。
あなたの夢はひょっとするとプロかもしれない。
だけど、「年収5万あればいいやー」って気づき、広告付き投稿サイトでもいいと、考え方が変わるかもしれない。
短編で賞金ハンターという道もある。
ともあれ、それでも全部、自分で選ぶ。
他人に決めさせないって、すごく大事。
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