緋糸 椎様、コメントを失礼しますm(__)m
音楽を教養として強要されるのは辛いもの……そのとおりですね。音は楽しみたい。それを心から楽しめなくなる病気は辛いですね。レナさんの聴覚が意味深で、回を重ねて深刻であると分かりました。ピアノに救われてほしいと思って読み進めておりましたら、第2章の終盤で希望が見えました。
『貝殻の内側のように清白で艶やかな空は、薄紫色の煌めきで磨かれ、永遠なる暗がりの銘打つ真珠色の帯が絡れては解れる』……繰り返し登場するブラームスの言葉も、緋糸 椎様の文章も、美しいです。
読ませていただき、ありがとうございます。
作者からの返信
とても丁寧に読んで下さり、身に余るほどの感想で舞い上がりそうなほど嬉しいです。また星の評価、本当にありがとうございます。またよろしければ、今後も宜しくお願いします。
第二章も興味深く読ませて頂きました。
杵口さん、蔵野江に対する言葉を見ると、よほど因縁がある様子ですね。一流調律師のプライドが傷つけられたというのもあるでしょうが、レナは自分の求めていた音をのびのびと演奏していたようで、何よりです。
こんなに美しい演奏ができるのに、カラオケでは演歌を歌ったり、パンク風の風貌なのが凄いと思いました。
作者からの返信
ここまで丁寧に読んで下さり、ありがとうございます。蔵野と杵口の確執の来歴については、最終章に向けて明らかになっていきます。レナ・シュルツェは作者として愛情を傾けたキャラクターでした。