応援コメント

1-7 直談判」への応援コメント


  • 編集済

    初めまして、まずは企画参加ありがとうございます。

    緋糸 椎さんのテーマは「真実の音」という事でしたが、

    非常に分かりやすい。

    登場人物の一言、一言に対して重みのある言葉。
    それぞれの使い方を間違えれば、果物を切ったナイフにも、人を刺した包丁にもなりえる言葉を、如何に言い表すかの表現方法

    何より、一番驚いたのが文字を延々と書き綴った小説にもかかわらず、非常に読みやすかった事にあります。
    本来、web小説の仕様上、どうしても、小説本来の縦読みが出来ません。
    その為、私もそうなのですが、幾つかの文を分けたり、空白を開けたりして、読み手側に読みやすくするのですが、この作品は、それがありません。

    ですが、それらを含めても一切合切の余地なし。読みやすいに限ります。

    これは緋糸 椎さんにしか書けない独自の信念と感じます。

    何より、最低限の情景描写に、ストーリーの展開の速さ。
    そして、言葉を音として認識した際、登場人物達が動く姿が浮かび上がります。
    読んで欲しい内容と伝えたい物語の展開が、分かりやすい。そして、的確に。

    テーマである「真実の音」が、ピアノのお話だけに限らず、物語の文面表現にすら、見受けられます。

    非常に良い作品と感じました。

    もう一度書きますが、この作品は緋糸 椎さんの熱意と信念が非常に込められ、そして、それは読み手に響いてます。
    これからのご活躍と共に、同じ書き手として尊敬と勉学させて頂きました。

    以上です。企画参加ありがとうございました。

    作者からの返信

    企画に参加させていただき、また身に余るような評価もいただいて嬉しく思います。企画の作品に目を通すことは、とても大変なことと思いますが、いただいたコメントからは、流し読みでなく、丁寧に読んで評価されていることが伺えて、とても有り難い気持ちです。企画のタイトルが「信念を込めて作られた作品」とのことで、私など参加してよいものだろうかと躊躇う気持ちもありましたが、思い切って応募させていただいてよかったと思いました。ご意見も参考にしつつ、今後の励みにしたいと思います。ありがとうございました。