虫メモ

遭遇


他にも蓮や鉢の近くで目にした虫たち。


メダカ(というかボウフラと蓮)の観察中、視界に入った木の枝を歩くゴミをしょった何か。

ゴミっぽいものを体にくっつけて、チリチリチリという速度で歩ってる。見失った後に、目の前の植木鉢の縁に登場。

歩き去っては戻ってきて、反対の方角へ見送ってはまた通りがかり、何度往復しても、目的地にたどり着かない様子。なんなのどしたの迷子なの? 決まらないだけなの? 疑問が尽きない。


体長2、3ミリの歩く白いミノムシ風の何か。



いつも同じ位置にしゃがむので、また同じ植木鉢に、見るからにヤバい感じのアリンコ。ヘビメタな外見がヤバい。黒いフォルムがトゲトゲしている時点で怖いのだが、くびれのあたりがピンクのような赤いような色で、見たことのない日本の風土に馴染まないどぎつさ。


体長5ミリの相手にハンパない危機感を感じてピシッと固まる。

ヒアリってさ、火アリって書くんだっけ、緋アリって意味でしたっけ、と記憶を総動員しかけた時、それがツーッと糸で縁からぶら下がった。


クモ。(蜘蛛)





うぎぃやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(昇天)


イッツァ天敵。まさに生涯の天敵だから仕方がない。


泣く泣くスマホの画面をめいっぱい遠去けながら調べ、アリに擬態するタイプの蜘蛛がいることがわかった。


よく見れば、足が8本あることがわかるのだが、多足は逆にキモい。しかもどちらかというと益虫だ。外見は凶悪なのに益虫なんて。

気持ちの整理がつかんわ。




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