第2話
世界は、彼のたった一言で変わった。
自分にもこんな感情が眠っていたのかと。
ああ、生きていて良かったと。
惚れた、というそれまでの自分とは無縁だった言葉が
ふっとお腹の深いところでぬくもりを見せた。
「その笑顔がいいんだよ」
独り言のように、
しかし私に向けたその言葉は
彼の満面の笑みと共に
私の未来の扉を優しく開いていった。
奇跡 @yu_bookworm
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。奇跡の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます